薬屋のひとりごと
第34話 怪談
3月14日(金)放送分
ゲーム開発集団「プチデポット」による人気インディーゲームが原作のテレビアニメ「グノーシア」が、10月から放送されることが分かった。メインキャストも発表され、主人公・ユーリ役の安済知佳さん、セツ役の長谷川育美さん、SQ役の鬼頭明里さん、ラキオ役の七海ひろきさん、ジナ役の瀬戸麻沙美さんが出演することが分かった。5人が演じるキャラクターが登場するPV、キービジュアルが公開された。
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アニメは、市川量也さんが監督を務め、花田十輝さんがシリーズ構成・脚本、松浦有紗さんがキャラクターデザイン、深澤秀行さんが音楽を担当。市川監督が代表を務めるdomericaが制作する。
記憶喪失の主人公・ユーリ役の安済さんは「ゲーム内でいうプレーヤーの声を担当します。ゲームを遊んでくださった皆様がプレーした時と同じように、ユーリが話したり考えたり戦ったりする役どころなので、ユーリを通して懐かしさや新しい気付きを得てもらえたらうれしいです。ゲーム内でのシステムがアニメーションで演出される感動、あのキャラたちが動いて話す感動、ぜひ楽しみにしていてください! そしてこの作品で初めて『グノーシア』に出会う方々には、ゲームをプレーしてみたいと思ってもらえたらうれしいです! よろしくお願いします!」とコメント。
軍人として未知の敵・グノーシア排除の指揮をとっているセツを演じる長谷川さんは「この作品をどうアニメ化するんだ!?というのが最初の素直な感想でした。毎話ワクワクしながら台本を開いています。たくさんの人が大切にしてきたこの作品でセツを任せていただけること、とても光栄に思います。アニメの『グノーシア』もよろしくお願いいたします!」と話している。
常におどけた態度で場をにぎわし、つかめない性格をしているSQ役の鬼頭さんは「自由奔放で可愛いSQは、いい意味でこの作品のスパイス的存在になったらいいなと思いながら演じています。知れば知るほど魅力に引き込まれるこの作品が、アニメーションになってどう表現されるのかが、私も今から楽しみです!」とコメント。
論理的で思考力が非常に高いラキオ役の七海さんは「ラキオの声を担当させていただけることとなり、とてもうれしく思っています。鋭い推理力がある気難しい天才ゆえに、周りとの対立が絶えないラキオ。でも、その強さが魅力だと感じています。理屈とプライドの奥にある葛藤や美学を表現できるよう、精いっぱい演じたいです。『グノーシア』は、論理と疑念が交わるループの中で、真実を探し続ける物語。ループの果てに何が待つのか、この世界観をアニメでぜひ堪能してください」と語っている。
冷たい印象を持たれがちだが、実は心優しい性格のジナ役の瀬戸さんは「生き残るためには、相手を疑うことが必要な状況。発する言葉の温度、距離や動き、表情の描き方で一つで、その多くが機微に触れることになるからこそ、どのように組み立て描かれていくのかとても楽しみにしています。私は優しいジナを、彼女の心の動きを丁寧に表現していけるように努めていきたいと思います」とコメントを寄せている。
市川監督は「アニメ『グノーシア』鋭意制作中です。物語の緊張感やキャラクターの魅力をどう表現するか、試行錯誤の連続。ファンの皆様に愛される原作を、面白いアニメとしてお届けできるよう、スタッフ一同、全力で作品に向き合っています。映像制作には、さまざまな困難がつきものですが、困難を乗り越えて、必ず最後までたどり着きます。約束された世界線でお待ちください。お楽しみに!」と語っている。
「プチデポット」の代表の川勝徹(めづかれ)さんは「『グノーシア』は二度楽しめる。ゲームをプレーした方は、アニメの主人公・ユーリの観測者としての視聴体験を。アニメから『グノーシア』に興味をもった方は、ゲームの主人公となって、あなただけのプレー体験を味わってほしいと思います。ゲームが完全なものなら、もう一つの完成形を目指すアニメは、心理戦や白熱した会話劇、原作のストーリーとともに、ユーリの視点で描かれる新たな演出、エピソードなど、さまざまな要素が盛りこまれた、見どころの多い作品になるでしょう。木村(吉隆)Pと私が熱望したクリエーター、キャスト陣に、全員ご参加いただけた幸運に心から感謝するとともに、その皆さまと全力で、アニメ完成まで駆け抜けることをお約束します」と話している。
アニプレックスの木村プロデューサーは「誰にでも、アニメを好きになった原体験があると思います。自分にとっては、それが劇場版『空の境界』でした。アニメ化からは15年以上の月日が流れましたが、自分の中ではいささかも色あせることなく、これからもずっと『俯瞰風景』を見たときの衝撃は消えないのだと思います。はじめて『グノーシア』に触れたとき。この作品はきっと、誰かにとってのそういうものになりうると思いました。ずっと好きで、胸から離れないアニメに、きっとなるだろうと思いました」とコメント。
「プチデポットの川勝さんと出会ったのは、いまから3年前。それから話さなかった日はないというくらい会話しました。市川監督、脚本家の花田さんとも、脚本会議を重ねました。会話を重ねる中で真実が見えてくる、それが『グノーシア』の作品性なら、まさしくアニメ『グノーシア』の制作は、それを体現していると思います。アニメ『グノーシア』の宇宙は、関わるスタッフ全員の努力の結晶です。そしてアニメは、ファンの皆さまに見ていただいてはじめて完成します。ぜひ、その瞬間を一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。放送に向けて、1人の『グノーシア』ファンとして、全力を尽くすことをお約束します」と話している。
同作は2019年にPSVita用として発売され、Nintendo Switch、Steamなどでも展開されたゲーム。発売当初からゲームファンの注目を集め、「電撃インディー大賞 2022」で第1位に選ばれるなど人気を集めている。舞台は一隻の宇宙船で、乗組員たちの中に数人、人間を襲う未知の敵・グノーシアが紛れ込んでいる。グノーシアは、毎晩一人ずつ乗組員たちを襲い、この宇宙から葬り去る。プレーヤーは、人類側、あるいはグノーシア側としてゲームをプレーできる。
監督:市川量也▽シリーズ構成・脚本:花田十輝▽キャラクターデザイン:松浦有紗▽美術監督:鎌田麻友美、高田真理▽撮影監督:野村達哉▽音楽:深澤秀行▽音響監督:納谷僚介▽音響効果:川田清貴▽音響制作:スタジオマウス▽人狼監修:松崎史也▽プロデュース:川勝徹(プチデポット)、木村吉隆(アニプレックス)▽アニメーション制作:domerica
ユーリ:安済知佳▽セツ:長谷川育美▽SQ:鬼頭明里▽ラキオ:七海ひろき▽ジナ:瀬戸麻沙美
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