Ado:名曲「ゲゲゲの鬼太郎」歌う 傑作選のOP担当 「生涯の宝にして参ります」

Adoさんと「ゲゲゲの鬼太郎」のコラボビジュアル(c)ユニバーサル ミュージック(c)水木プロ・東映アニメーション
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Adoさんと「ゲゲゲの鬼太郎」のコラボビジュアル(c)ユニバーサル ミュージック(c)水木プロ・東映アニメーション

  歌手のAdoさんが、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第1~6期の傑作選「ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ」のオープニング主題歌「ゲゲゲの鬼太郎」を担当することが分かった。吉幾三さんや氷川きよしさんら名だたるアーティストが担当してきた名曲をAdoさんが歌うことになった。

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 Adoさんは、幼少期に鬼太郎と出会い、妖怪図鑑をずっと眺めているほどの鬼太郎ファンだったといい、「カランコロンと下駄の音が聞こえてくる度に、鬼太郎たちが迎えにきた!と騒ぎ立てるほど鬼太郎と妖怪が大好きだった自分が、大人になった今、『ゲゲゲの鬼太郎』を歌わせていただけること、本当に光栄に思います。精いっぱい歌わせていただきます」と話している。AdoさんのイメージディレクターをつとめるORIHARAさんが描き下ろした鬼太郎とAdoさんのコラボビジュアルも公開された。

 傑作選「ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ」は、野沢雅子さん、戸田恵子さん、松岡洋子さん、高山みなみさん、沢城みゆきさんといった歴代の鬼太郎を演じた豪華声優陣が選んだお気に入りのエピソードを放送する。

 Adoさんもお気に入りのエピソードを選ぶことになり、「ゲゲゲの鬼太郎」の思い出を「妖怪は恐ろしいだけではない、時には人間を守ってくれるような優しい存在だということをゲゲゲの鬼太郎から学びました。幼い頃、夜や悪夢に怖がる私を、頭の中ではいつも鬼太郎たちが守ってくれていました」とコメント。「大人になった今でも、妖怪たちに夢中になっていた頃を思い出します。ゲゲゲの鬼太郎という作品に今回携われたこと、生涯の宝にして参ります」と喜んでいる。フジテレビほかで4月6日から毎週日曜午前9時に放送。

 「ゲゲゲの鬼太郎」は、主人公の鬼太郎が、ねずみ男、砂かけばばあら個性的な仲間の妖怪たちとさまざまな事件に立ち向かうマンガ。1968~69年にテレビアニメ第1期が放送され、以後半世紀以上にわたって愛され続けている。

 第5期以来、約9年ぶりの新作となった第6期が、フジテレビほかで2018年4月~2020年3月に放送され、ブラック企業、SNS依存、移民問題などが描かれたことが話題になり、モデル体形の美女となったねこ娘も人気を集めた。2023年11月には公開された劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、第47回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞に選ばれた。

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