映画ドラえもん のび太の絵世界物語:伊ローマで初のワールドプレミア 仲良しコンビ水田わさび&あいみょん感激!

イタリアで行われた「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」のワールドプレミアに登場した水田わさびさんと(左)あいみょんさん(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025
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イタリアで行われた「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」のワールドプレミアに登場した水田わさびさんと(左)あいみょんさん(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

 人気アニメ「ドラえもん」の第44作となる劇場版最新作「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」(寺本幸代監督、3月7日公開)のワールドプレミアが、2月23日(現地時間)にイタリア・ローマの映画館「The Space Cinema Moderno」でに行われ、ドラえもんの声優を務める水田わさびさん、最新作の主題歌を担当するあいみょんさんが登場した。最新作の舞台である“絵の中の世界”アートリア公国の街並みはイタリアをモデルとしており、現地でも「ドラえもん」が人気コンテンツとして親しまれていることから、同国でワールドプレミアを実施することになった。

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 最新作の舞台は“絵の中の世界”で、絵の中で出会った仲間たちと共に、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石を巡り強大な敵に立ち向かう。制作スタッフは、実際にイタリア各地を取材し、イタリアの街並みを参考にして中世ヨーロッパの街並みを制作した。広場の雰囲気や、ベージュ、ブラウン、オレンジなどの色合いが特徴の建物、さらに日の光のコントラストまで、イタリアをほうふつさせる場面が本編にも多く登場する。

 ワールドプレミアには、大の仲良しでもある水田さん、あいみょんさんが登壇した。会場には親子151人が集まり、水田さんはドラえもんがあしらわれたオリジナルステッカーを、あいみょんさんはドラえもんのサンバイザーを手渡しでプレゼントした。早速、ステッカーを胸元に貼り、サンバイザーをかぶり、うきうきする子供たちを目にした水田さんは「子供たちがとても可愛い! 『ドラえもん』をずっと見てきた世代の方が自身の子供を連れて来ている姿は、感慨深いです」とコメント。あいみょんさんも「サンバイザーを渡したらすぐにつけてくれて、一緒に写真を撮って、ほっこり……。子供たちのいい表情がたくさん見られてよかったです」と語った。

 上映前の舞台あいさつでは、水田さんとあいみょんさん、ドラえもんがステージに登壇。2人がイタリア語であいさつすると、拍手が巻き起こった。舞台あいさつ後は、水田さんとあいみょんさんも着席し、全編イタリア語吹き替え版の本編を現地の観客と共に初鑑賞した。本編が終了し、エンドロールが流れ始めると、会場はスタンディングオベーションが沸き起こり、エンドロールが終了するまでの約3分間、拍手が続いた。割れんばかりの歓声や思わず踊り出す子供たちを目の当たりにした2人は、目を潤ませながら、客席を振り返り、何度もお辞儀を繰り返し、感謝を伝えた。

 イベントを終え、水田さんは「映画を通じて、体全体で表現して盛り上げてくださった観客のみなさんから、パワーをたくさんもらいました! こういう楽しみ方もアリか!と驚いた、初めての光景で、身震いしましたね。イタリア語での挨拶は緊張しましたが、MCの方のコメントをそのまままねできたのでよかったです(笑)。ドラちゃんが世界各国で見られているのは知ってはいたものの、体感することができたのはドラえもん声優20年目にして初めてのことでしたので、貴重な経験ができました。さらに、それを大好きなあいみょんと経験できたのは一生の思い出で、私の宝物です」と語った。

 あいみょんさんは「客席から“Whoo~!”という叫び声やドラえもんコールが聞こえて、常に全身で気持ちを表現されていて……! 上映後に“よかったよ~!”ってアピールしてもらえたときは、わさびさんとうるっときてしまいました。スタンディングオベーションには感激しましたし、楽しそうに走り回る子供たちは可愛かったです! また、イタリア語のあいさつはとても緊張しましたが、無事に言うことができました! 最後のフォトセッションも、子供たちはドラえもんにまっしぐらに向かっていて、本当に人気なのだなと実感しました。改めて、現地の方々の熱量を感じると、ドラえもんが世界中で愛されていること、また、私も大好きなので分かるよ!という気分が味わえて、うれしかったです」と話し、水田さんと共に感激している様子だった。

「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」ワールドプレミアinイタリア

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