安彦良和:77歳の新連載 「ヤンジャン」初登場 五代友厚描く「銀色の路ー半田銀山異聞ー」

安彦良和さんの新連載「銀色の路ー半田銀山異聞ー」(c)安彦良和/集英社
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安彦良和さんの新連載「銀色の路ー半田銀山異聞ー」(c)安彦良和/集英社

 アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを担当したことで知られ、マンガ家などとして活躍する安彦良和さんの新連載「銀色の路ー半田銀山異聞ー」が、3月6日発売のマンガ誌「ヤングジャンプ」(集英社)14号でスタートすることが分かった。77歳の安彦さんが同誌でマンガを連載するのは初めて。短期集中隔週連載となり、明治の大商人・五代友厚を描く。2月27日発売の同誌13号で発表された。

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 安彦さんは、2018年9月~2024年5月に「アフタヌーン」(講談社)で連載された「乾と巽 -ザバイカル戦記-」の連載開始時、“最後の新連載”となると発表され、話題になったが、“最後”にはならず、短期集中ではあるが新連載が始まることになった。

 安彦さんは1947年、北海道遠軽町に開拓民3世として生まれ、1966年に弘前大学入学。学生運動に参加したことから除籍となり上京し、「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザインとアニメーションディレクターを担当。「クラッシャージョウ」で劇場版アニメの監督を務め、自身が原作のテレビアニメ「巨神ゴーグ」なども生み出す。後にマンガ家に転身し「アリオン」「ヴイナス戦記」「クルドの星」「ナムジ」「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」などを発表してきた。

 回顧展「描く人、安彦良和」が青森県立美術館(青森市)で4月19日~6月29日に開催される。回顧展は神戸、島根でも開催され、今後は、苫小牧市美術博物館(北海道苫小牧市)で7月12日~8月31日、釧路市立美術館(北海道釧路市)で9月13日~11月3日に開催される。

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