チ。 -地球の運動について-:アルベルト役は石毛翔弥 第23話から登場 「この物語の行く末を最後までどうか見届けてください」

「チ。 -地球の運動について-」に登場するアルベルト・ブルゼフスキ(左)とアルベルト・ブルゼフスキを演じる石毛翔弥さん(C)魚豊/小学館/チ。-地球の運動について-製作委員会
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「チ。 -地球の運動について-」に登場するアルベルト・ブルゼフスキ(左)とアルベルト・ブルゼフスキを演じる石毛翔弥さん(C)魚豊/小学館/チ。-地球の運動について-製作委員会

 「第26回手塚治虫文化賞」のマンガ大賞に選ばれたことも話題の魚豊さんのマンガが原作のテレビアニメ「チ。 -地球の運動について-」に声優として、石毛翔弥さんが出演することが分かった。石毛さんは、3月1日放送の第23話から登場するパン屋の青年のアルベルト・ブルゼフスキを演じる。

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 アルベルトは、かつては学問が好きだったが、あるきっかけによって学問的好奇心を失ってしまっている青年。石毛さんは、原作、台本を読み、「物語で起こる出来事、そして時代的にも、決して経験できるようなものではないのに、なぜかそれがとても身近に感じられ、不思議な感覚に陥りました。僕自身不勉強なことも多く、知らないことばかりではありますが、登場人物の行動や感情に共感しながら読ませていただきました」とコメント。

 アルベルトについて「登場時の青年アルベルトは、幼少期にあった出来事が原因でとにかく諦観の強い人物です。自分の本来持っていた思考、好奇心、探求心、興味などに蓋(ふた)をし、何かを知るということは害悪だと思っています。ただその中でも、自分の価値観に沿って選択ができる。そんな人物だと思っています」と話している。

 ファンに向けて「この『チ。』という壮大な作品、物語に、キャストの1人として参加させていただけたこと、とてもうれしく思っています。この物語の行く末を最後までどうか見届けてください」とメッセージを送った。

 同作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で2020~22年に連載された。15世紀のヨーロッパを舞台に、異端思想の地動説を命がけで研究する人々の姿が描かれた。アニメは、「サマーウォーズ」などのマッドハウスが制作する。NHK総合で毎週土曜午後11時45分に放送中。全25話。

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