アイドルグループ「乃木坂46」の与田祐希さんの卒業コンサートが、2月22、23日にみずほPayPayドーム福岡(福岡市中央区)で開催された。地元・福岡で、与田さんが約8年半のアイドル人生にピリオドを打った。
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周囲から愛される与田さんの人柄が伝わる卒コンだった。初日は、「ヤギと大悟」(テレビ東京系)で共演したお笑いコンビ「千鳥」の大悟さんが声を担当するヤギが登場して幕開け。最終日の開演時には、ドラマ「量産型リコ」シリーズ(テレビ東京系)で共演していた田中要次さんが声を担当するウォンバットがラップで会場を盛り上げた。
さらに最終日は「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一さんや、芸能界を引退した同期の大園桃子さんも駆けつけ、与田さんが慕う“OG”西野七瀬さんからねぎらいのメッセージが寄せられた。
後輩メンバーたちからは次々に感謝が伝えられた。井上和さんは「与田さんがいない乃木坂46をまだ受け止めきれない。与田さんがいなかったら踏ん張れなかったタイミングはすごくあった。私は与田さんみたいな人になりたいです」と涙した。同期の3期生メンバーたちも「大好き」「これからもよろしく」といったメッセージを次々に伝えた。
与田さんも最後のあいさつで、ファン、スタッフ、メンバーに感謝の思いを伝えていき、スタッフには「ヒヤヒヤさせてしまうことも多かったと思うし、かなり心配や迷惑も掛けてきたけど、皆さんのおかげで伸び伸びと活動することがきました」とお礼を言い、メンバーには「みんなと出会えたおかげでどんどん乃木坂46が好きになりました。毎日が楽しくなりました。本当にありがとうございました!」と声を弾ませた。
あいさつの直後、自身の最後のソロ曲「100日目」の曲振りで、「聴いてください……『誰かの肩』」と、曲名を間違える痛恨のミスも。「ごめんなさい! 裏で泣きすぎて頭が真っ白になっちゃった(笑)」と、与田さんらしいミスに、しんみりとした雰囲気から一転、会場は笑いに包まれた。
乃木坂46卒業後も、芸能活動を継続する与田さん。最後は「8年半こんなにすてきな人たちと過ごすことができました。本当に幸せ者です。たくさんの思い出と愛をもって次のステージに進みます。今まで本当にありがとうございました!」とコメントし、「ちっちゃいけど色気もあるとよ!」と加入当初のキャッチフレーズでほほ笑みながら、ステージを後にした。
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