ガンダム:ケミカルリサイクル樹脂を活用したガンプラ 初の実用化

「GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-」のオープニングセレモニーの様子
1 / 2
「GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-」のオープニングセレモニーの様子

 人気アニメ「ガンダム」シリーズのガンプラ(プラモデル)の45周年を記念して、使用済みプラスチックをリサイクルしたケミカルリサイクル樹脂を活用したガンプラが初めて実用化されることが明らかになった。バンダイスピリッツが回収した使用済みランナー(プラモデルの枠)を再利用し、通常のガンプラと遜色ないクオリティーになるという。

あなたにオススメ

 ケミカルリサイクル樹脂を活用したガンプラとして「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)ケミカルリサイクルVer.」が4月11日に発売される。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「ガンダム」シリーズのパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」で公開される完全新規映像に登場するRX-78F00/E ガンダム(EX-001 グラスフェザー装備)を立体化する。大丸梅田店(大阪市北区)にオープンする期間限定店舗などで販売される。3960円。

 ガンプラは1980年7月に「1/144 ガンダム」が発売され、半年で累計出荷数が100万個を突破。1983年に四つの色、四つの異なる素材を同時に成形できる多色成形技術を導入したほか、1987年には接着剤を使用せずに組み立てられるスナップフィット方式を採用した「1/144 RX-93 νガンダム」が発売されるなど進化してきた。累計出荷数が8億個を突破した。

 2月21日、新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区)で開催されたイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-」のオープニングセレモニーで発表された。

写真を見る全 2 枚

アニメ 最新記事