高石あかり:朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン、大阪の“焼肉”が楽しみ 日曜劇場「御上先生」では同世代から勉強の日々 

晴れ着姿で取材に応じた高石あかりさん
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晴れ着姿で取材に応じた高石あかりさん

 2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」のヒロインに決まった、俳優の高石あかりさん。現在放送中のTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜午後9時)にレギュラー出演中のほか、1月31日公開の映画「遺書、公開。」(英勉監督)にも出演。さらに2月18日スタートの「アポロの歌」(MBS・TBS系、火曜深夜0時59分・同深夜1時28分)では佐藤勝利さんと共にダブル主演を務めるなど、大きな飛躍の年を迎えている。所属事務所エイベックス・マネジメント・エージェンシーの晴れ着取材会に出席した高石さんに、「御上先生」「ばけばけ」について話を聞いた。

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 「御上先生」は、松坂桃李さん演じる文部科学省のエリート官僚が、出向で私立高の担任教師となり、生徒を導きながら権力に立ち向かっていくオリジナル作。生徒役で、高石さんや、奥平大兼さん、蒔田彩珠さん、窪塚愛流さん、吉柳咲良さん、影山優佳さんら注目の若手俳優が名を連ねている。

 撮影現場の様子について「スタッフ、キャストの熱量を感じながらお芝居をさせていただいています。物語は重めな内容なのですが、現場の雰囲気はにぎやかと言いますか、すごく明るいんです(笑)。そのギャップに驚きました」と話す。

 第一線で活躍する同世代俳優の多い現場。ライバル意識はあったりするのか聞くと「私は、そういう風に思ったりすることがまったくないんです(笑)」と即答。「自分にないものを全てもっている方々。学ぶことはたくさんあって、日々吸収の毎日です」と謙虚だ。

 多忙にもかかわらず、疲れを一切見せずに、取材中もずっとにこやか。そんな人柄も評価されたのかも知れない。大阪制作の朝ドラ「ばけばけ」のヒロイン・松野トキ役には、オーディションで2892人の中から選ばれた。

 撮影はまだ始まっていない。現在の心境について「大阪のスタッフの皆さんがすごく温かく、支えてくださるので、皆さんを頼りにしながら撮影に臨みたいな、と。もちろん、私も全員が楽しめる撮影期間にできるよう、そういう雰囲気作りはしっかり頑張りたいです」と意気込む。

 演じる松野トキは、「怪談」などで知られる明治時代の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻、小泉セツがモデル。撮影準備で「セツさんについての本を読んだり、(舞台の)松江を訪れたりしています」と明かし、「(トキは)武家の娘なので、芯の強い女性だと感じています。旦那様を立てながら、旦那様を守る強さも併せ持っているので、そういう強さを意識していきたいです」と話した。

 「ばけばけ」の撮影期間は、大阪に居を移す。「ワクワクドキドキです! グルメが楽しみで、今は雑誌でいろいろ行きたいお店を調べています。焼肉が有名だと知ったので、大阪の焼肉に行くのが楽しみです(笑)!」と、大阪グルメにも胸を膨らませた。

 ※高石あかりさんの「高」は「はしごだか」。

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