ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第2章「赤日の出撃」の初日舞台あいさつが11月22日、新宿ピカデリーで開催され、総監督を務める福井晴敏さん、監督のヤマトナオミチさん、脚本の岡秀樹さんが登場した。「3199」は全7章で、第3章「群青のアステロイド」が2025年4月11日に上映される。公開された第3章の特報には成長したサーシャが登場しており、福井さんは「どういうことなんでしょうか? それについては何も教えるつもりはありません」と話しつつ、「理由を知ればなるほど!となると思います。何一つ不思議なことは起きていないです。今、言い過ぎたかも……」と匂わせた。
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サーシャについて、岡さんは「1歳11カ月、『2205』でイスカンダルが消滅した日が誕生日になった」、福井さんは「誕生した時からふさふさしている。生後半年くらいの状態で、人間の形になったから実際は2歳半くらい」と説明した。
第2章では、敵対者として現れたデザリアムと地球の秘められた関係も明かされた。まだまだ謎も多いが、福井さんは「原作は、なんちゃって未来人ですが、今回はこれは本当じゃないか?という感じがする。人間の姿をしているけど、人間じゃないものが出てくる映画はある。それによって、人間とは何だろう?と浮かび上がる構造です。異質に見えているけど、この人のやっていること、言っていることは自分たちの中にもある。逆説的に言うと、今、人間性を失いつつ、我々がなくしたものがあるのかもしれない。二重、三重構造に読み取れる形にしています」と説明した。
舞台あいさつは、桐生美影役の中村繪里子さんが進行役を務めた。
「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送され、「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「2202」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。全2章の「2205」が2021、22年に劇場上映された。「3199」は、福井さんが総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当する。福井さんは、リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当しており、最新作では総監督も務めることになった。
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