プリパラ:“レッドフラッシュの謎”が明らかに そふぃ誕生秘話

特別講座「岩崎学園いわふぇす2024×プリパラ10周年×特別講座『レッドフラッシュの謎』」に登場した久保田未夢さん(左)と大庭晋一郎プロデューサー
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特別講座「岩崎学園いわふぇす2024×プリパラ10周年×特別講座『レッドフラッシュの謎』」に登場した久保田未夢さん(左)と大庭晋一郎プロデューサー

アニメやゲームが人気の「プリティーシリーズ」の「プリパラ」の特別講座「岩崎学園いわふぇす2024×プリパラ10周年×特別講座『レッドフラッシュの謎』」が10月26日、横浜デジタルアーツ専門学校(横浜市港北区)で開かれ、森脇真琴監督、 北条そふぃ役の声優の久保田未夢さん、タツノコプロの依田健プロデューサー、タカラトミーアーツの大庭晋一郎プロデューサーが登場。そふぃの誕生秘話などが明かされた。

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 講座では、真中らぁら、南みれぃ、そふぃの初期設定が公開された。初期設定では「ことりのさえずり」から着想を得て、らぁらは「ことり(仮)」、みれぃは「さえ(仮)」、そふぃは「リズ(仮)」という名前だったという。その後、試行錯誤を重ね、設定を決めていったが、そふぃのデザインは初期設定の段階である程度固まっていた。大庭さんは「そふぃは、クール、カリスマと決まっていました。監督とお話する中で、そふぃが固まっていき、天才をどう表現するのか?を考えました。らぁら、みれぃには二面性があり、そふぃは、実は私生活で生活能力がないという話になりました。周りが天才だ!と思っているけど、本人はそのつもりはない。親衛隊のイメージができてきました」と語った。

 そふぃの好物は梅干しだ。大庭さんは「ダメダメから天才に変わる時のアイテムがあるといいという話をしていました。例えとして『Dr.スランプ』のスッパマンのように……と言ったら、それが設定になったんです。例えで言ったことだったのですが」と経緯を説明した。

 そふぃは、梅干しのことを“レッドフラッシュ”と呼んでいる。依田さんによると「梅干しをレッドフラッシュに言い換えたのは監督です」といい、大庭さんは「監督の頭の中からポン!と出てきた。問題は、子供が、梅干しは英語でレッドフラッシュであると覚えてしまうこと」と“レッドフラッシュの謎”が明かされた。

 森脇監督によると、ダメダメそふぃ、ダメそふぃ、美ダメそふぃ、普通のそふぃの4段階があるといい、依田さんは「絵コンテでそれぞれ指定されている。これが大変なんです」、久保田さんは「最初の頃、アフレコに慣れていなかったし、難しかったです。あたふたしていました」と苦労を語った。

 そふぃが、クラゲをモチーフにした斬新なドレスを着て登場したのもインパクトが大きかった。森脇監督は「そふぃの正装なんでしょう。結婚式も葬式もこれです。回転して踊って、すだれのように輪になっているのも見たい」と、久保田さんがライブでクラゲのドレスを着て踊る姿を妄想していた。

 「プリパラ」は、テレビアニメが2014年7月にスタート。らぁらが神アイドルを目指して奮闘する姿が描かれた。スマートフォン向けアプリ「アイドルランドプリパラ」も人気を集めている。岩崎学園の学園祭「POP STEP JUMP!いわふぇす2024」の一環で開かれた講座で、真中らぁらと岩崎学園のオリジナルキャラクターのHARUKOとのコラボグッズも販売された。

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