HUNNY BEE:「821」から改名した“アクターズアイドル” リスタート後の充実の日々、「もっともっと愛してもらえるように」

HUNNY BEEのメンバー(左から)藤ゆりなさん、朝比奈エマさん、リコさん、吉沢凛音さん、米倉れいあさん、竹内カンナさん
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HUNNY BEEのメンバー(左から)藤ゆりなさん、朝比奈エマさん、リコさん、吉沢凛音さん、米倉れいあさん、竹内カンナさん

 ニューシングル「Re:Start With Yourself/歌え!コ・モ・ド・テ・ポン!」を10月2日に発売したガールズグループ「HUNNY BEE(ハニービー)」。この夏に、「821(ハニー)」から改名し、新たなスタートを切った同グループのメンバーに、“今の思い”などを語ってもらった。

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 芸能プロダクション「ホリプロ」が主催する新人発掘オーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン」(ホリプロTSC)の合格者で結成され、現在は米倉れいあさん、竹内カンナさん、藤ゆりなさん、リコさん、のちに加入した朝比奈エマさん、吉沢凛音さんによる6人組グループとして活動。メンバーはそれぞれ俳優、タレント、歌手、YouTuberなどを本業とし、音楽活動を掛け持つ“アクターズアイドル”を標榜する。

 7月末に改名発表後、8月と9月とイベントを開催し、ファンの前でパフォーマンスを披露。そしてニューシングルを発売と、順調に再スタートを切った。

 米倉さんは「これまでの活動でうまくいかなかったなと思うことも多くて、ファンの皆さんと会う機会も減っていってしまっていたので、このままリスタートしても大丈夫かなって不安な気持ちが大きかったのですが、いざ活動が再開したら毎日が楽しくて。みんなで一緒になって頑張っていこうと前向きな気持ちにもなれて、すごくよかったなって」と明かす。

 朝比奈さんも「これまで『821』としてやってきて、ここ1年くらい活動が停滞していた時期もあったのですが、『HUNNY BEE』として心機一転、再スタートを切って、グループに加入してから一番濃い時間をすごしている気がしています」と充実感をにじませる。

 「ミツバチ」の英語読み「Honey bee」の「Honey」の部分を、“愛しい人”を意味するスラング「Hunny」に置き換えた新グループ名の「HUNNY BEE」。ハチ(bee)によって、ハチミツ(honey)が作られるように、ファンによって愛され、成長していく唯一無二なグループとなれるようにという思いも込められている。

 新グループ名を考案したのはリコさんで「元々、(吉沢)凛音ちゃんが加入する前に『821』として活動していたとき、メンバー5人でそれぞれグループ名の案を出し合って決めたのですが。いつも応援してくださるファンの方に向けたメッセージをグループ名に残したいとは思っていました。イベントでもファンの皆さんが『HUNNY BEE』と呼んでくださっているのが分かって、すごくうれしかったですし、この名前を思いついてよかったなと思えた瞬間でした」と語った。

 改めて“アクターズアイドル”として「HUNNY BEE」の魅力、または強みをメンバーはどう感じているのか、話を聞くと……。

 竹内さんは「元々メンバーはお芝居をやってきていて、アイドル活動も俳優業も何かを表現するお仕事ではあるのですが、表現の方法がまったく別物。だからこそ、それぞれの経験で得たものをそれぞれの活動に生かすことができると思うし、相乗効果によって生まれる表現力の幅は、私たちの強みになっていると思っています」と答えてくれた。

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 そんな竹内さんの言葉通り、新曲「Re:Start With Yourself」のミュージックビデオ(MV)は、メンバーそれぞれが演技をしながらポジティブなメッセージを発信するなど、ストーリー性を感じさせる内容になっている。

 新加入メンバーで、最年少(16歳)の吉沢さんは初めてのMV撮影となったが、「みんなステージに立ちたいという思いがあって、そこに向かって頑張っている姿を描いています。それぞれの個人パートに注目して見てもらえたらうれしいですし、日本語だけではなくて、韓国語や英語も入っていて、リコちゃんはラップをしているし、本当に唯一無二なグループの個性が出ていると思っています」と仕上がりへの手応えを語った。

 ここから先に目を向けると、リコさんいわく「メンバー6人の共通認識としてZepp東京のステージに立つっていうのが、まずは一番の目標」だとか。

 現在、東京都内には「ダイバーシティ」「羽田」「新宿」の三つのZeppがあり、最大キャパは羽田の約3000人となっているが、その一方で、個々の活動を充実させることも忘れてはいない。

 YouTuberとしての顔も持つ藤さんは「メンバーがそれぞれのフィールドで活躍して、個人個人が力を付けることによって『HUNNY BEE』がより魅力的な存在になれると思っているので、今回リリースした2曲を愛してほしいですし、『HUNNY BEE』のことももっともっと愛してもらえるように頑張りたいなって思っています」と笑顔を見せた。

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