池田理代子さんの名作マンガ「ベルサイユのばら」の新作劇場版アニメのメインキャラクターの一人、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンが9月4日に誕生日を迎えたことを記念して、フェルゼンの新たなカットが公開された。俳優、声優として活動する加藤和樹さんがフェルゼンを演じる。
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フェルゼンは、容姿端麗で思慮深く知性的なスウェーデンの伯爵で、パリ・オペラ座の仮面舞踏会で、オーストリアの女帝マリア・テレジアの娘であり、14歳でルイ16世の妃になるためフランスにやってきたマリー・アントワネットと運命の出会いを果たし、許されざる恋に翻弄(ほんろう)されながらも、彼女への愛を貫き自身で人生を選び取っていく。公開されたカットには、フェルゼンとオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェとの出会いのシーンや、愛と運命をささげることになるマリー・アントワネットを麗しい瞳で見つめる場面などが描かれている。
「ベルサイユのばら」は、1972~73年に「週刊マーガレット」(集英社)で連載された池田さんの名作マンガ。18世紀後半のフランス革命の時代、男装の麗人オスカルと、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢(むく)な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生が美しく描かれた。
劇場版アニメは、「アオハライド」「チア男子!!」などの吉村愛さんが監督を務め、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズの金春智子さんが脚本、「初恋モンスター」などの岡真里子さんがキャラクターデザインを担当。「進撃の巨人」などの澤野弘之さんが音楽プロデューサーを務め、澤野さんとKOHTA YAMAMOTOさんが音楽を手がける。「呪術廻戦」「チェンソーマン」で知られるMAPPAが制作する。
沢城みゆきさんがオスカル、平野綾さんがマリー・アントワネット、豊永利行さんがアンドレ、加藤さんがフェルゼンをそれぞれ演じる。2025年新春に公開される。
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