海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第95回が8月9日に放送され、寅子(伊藤さん)と航一(岡田将生さん)の距離を近づけた“滑る床”が、視聴者の間で話題になった。
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第95回では、ある雨の夜、列車が止まって帰りが遅くなった寅子は、新潟本庁の部屋で航一と二人きりに。寅子は、亡き夫・優三(仲野太賀さん)を愛し続けたいから、他の人を愛してはダメだと語り、「航一さんのことは大切に思っています。でも、キチンと気持ちに線を引きたいんです」と、航一に今の正直な気持ちを伝える。
航一は、妻を亡くしてから全てに蓋(ふた)をして生きてきたが、寅子といるとつい蓋が外れてしまうと明かし、「あなたと出会えてよかった。それだけで十分です」と返した。
やがて足止めの原因だった雨がやみ、航一は「駅までお送りしますよ」と寅子に声をかけた。廊下に出たところで、寅子は足を滑らせ大慌て。航一は、雨の日はこの廊下は滑りやすいと注意を促すが、その瞬間、すってんころりんと転んでしまう。
寅子は航一の手を取り起き上がらせるが、互いに手を離すことができず、しばし沈黙。寅子は「航一さんにどうしようもなく会いたくなったり、話したくなったり、航一さんに胸が高鳴ってしまったりする」と涙ながらに打ち明けた。航一は「いまドキドキする気持ちを大事にしたって罰は当たらないんじゃないですか?」と返し、寅子を抱き寄せた。そして航一は膝を曲げ、位置を探るように寅子に顔を近づけると、ぎこちなくキスを交わした。
寅子と航一が急接近するきっかけとなった“滑る床”に、SNSでは「滑る床いい仕事してる!」「本日のMVP“よく滑る床”」「ナイスアシスト滑る床」「つるつる滑る床め……助演賞ものであった」といった声が上がっていた。
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