上坂すみれ:「うる星やつら」新作アニメ最終回への思い 「ずっと夢のように楽しく幸せな日々」

「うる星やつら」の「THANK YOU!ビジュアル」(c)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会
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「うる星やつら」の「THANK YOU!ビジュアル」(c)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 高橋留美子さんの人気マンガ「うる星やつら」の完全新作テレビアニメの最終回となる第46話「ボーイ ミーツ ガール ないものねだりのI Want You」が、6月20日深夜にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで放送された。新作アニメは、同作を刊行する小学館の創業100周年を記念して、原作のエピソードを選び抜き、全4クールのテレビアニメが放送された。最終回を迎え、ラム役の上坂すみれさんがコメントを寄せた。最終回の放送を受けて「THANK YOU!ビジュアル」も公開された。

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 新作アニメは、第1期が2022年10月から連続2クールで放送され、第2期が1月に放送をスタートした。上坂さんは「4クールの間、ラムちゃんを演じることができて……本当に本当に、うれしいです! 幸せです! 最終回を迎えるのは寂しくはありますが、大好きなラムちゃんを『ボーイ ミーツ ガール』まで演じられたことを、改めて光栄に思います。アニメの再放送で知った『うる星やつら』に夢中になり、原作コミックスやグッズを集め、推しキャラがたくさんできた学生時代から、ラムちゃんへの恋心は変わりません。可愛くて一途でやきもち焼きでちょっとミステリアスで最強なラムちゃん。そんな彼女にキャストとして寄り添える日がくるとは思いませんでした」とコメント。

 「オーディションに合格し、アフレコがスタートしてから、ずっと夢のように楽しく幸せな日々を過ごさせていただいています。アニメの放送はここで一つの完結を迎えますが、再びラムちゃんの声を担当できる機会があることを心から願っております……! その日のために、コンディションをばっちり整えておきたいと思いますっ! 『うる星やつら』をずっと大好きな皆様、今回のアニメを機に『うる星やつら』に出会った皆様、改めて本当にありがとうございます」と話し、「『うる星やつら』は世代を越えて、何十年も何百年も読み継がれていく作品なのだと信じています。これからも『うる星やつら』の世界を、皆様と共にずっとずーっと、愛し続けていきたいです! 今度とも何とぞよろしくお願いいたしますっ!」と呼びかけている。

 「うる星やつら」は、「めぞん一刻」や「らんま1/2」「犬夜叉」などでも知られる高橋さんの代表作の一つ。高橋さんは、1978年に「勝手なやつら」でデビューし、「うる星やつら」は1978~87年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載された。趣味はガールハントの高校生・諸星あたると、地球に来た鬼族の娘・ラムの日常が描かれた。テレビアニメがフジテレビ系で1981年10月~1986年3月に放送された。新作アニメは、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」などの高橋秀弥さん、木村泰大さんが監督を務め、david productionが制作した。

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