ガス灯野良犬探偵団:青崎有吾原作の「ヤンジャン」話題作 3巻発売 探偵ホームズ×少年少女の地下街ミステリー

「ガス灯野良犬探偵団」のコミックス第3巻のカバー(C)青崎有吾・松原利光/集英社
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「ガス灯野良犬探偵団」のコミックス第3巻のカバー(C)青崎有吾・松原利光/集英社

 小説「アンデッドガール・マーダーファルス」「ノッキンオン・ロックドドア」などで知られるミステリー作家の青崎有吾さんが原作を手がけるマンガ「ガス灯野良犬探偵団」のコミックス最新3巻が、6月19日に発売された。19世紀末のロンドンを舞台に、名探偵シャーロック・ホームズに雇われた浮浪児たち(ベイカー街イレギュラーズ)の活躍を描く“地下街ミステリー”。「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2023年8月に連載を開始し、これまでにないジュブナイル冒険要素を兼ね合わせたシャーロック・ホームズ譚(たん)として話題を集めている。

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 コミックス3巻には、ミステリー作家の綾辻行人さん、有栖川有栖さんがコメントを寄せている。綾辻さんは「何ですか、この惚れ惚れ(ほれぼれ)するような面白さは。お願いだから、早く続きを読ませて!」、有栖川さんは「推理も活劇もキレまくりで、ダークな詩情が漂う。とんでもないカロリーの高さに圧倒されました」と魅力を語っている。

 コミックス3巻の購入特典として、同作のマンガを手がける松原利光さんによる描き下ろしイラストカード(全4種)が配布される。

 「ガス灯野良犬探偵団」は、超絶格差社会の19世紀末ロンドンを舞台に、怪事件に立ち向かう少年少女たちの活躍を描くミステリー。浮浪児の少年・リューイは、ある殺人事件をきっかけに、開業したばかりの諮問探偵のシャーロック・ホームズと出会う。上流階級の事件以外には目を向けないホームズに憎しみを抱きながらも、リューイは浮浪児仲間たちを守るためホームズの「犬」となり働くことを決意する……というストーリー。

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