角野卓造:文学座の後輩・渡辺徹さんとの思い出明かす 「徹が新しい風を吹き込んでくれた」 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した角野卓造さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した角野卓造さん=テレビ朝日提供

 俳優の角野卓造さんが、12月18日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年11月に61歳で亡くなった文学座の後輩・渡辺徹さんとの思い出を語った。

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 黒柳さんから「(渡辺さんは)あなたを見て、文学座に入ろうと思ったとかって」と聞かれ、「彼はそんなことも言ってくれましたけど、すごくうれしかったです」と話した角野さん。さまざまな分野で活躍していた渡辺さんは、舞台が好きだったといい、「芝居によく出てくれました。僕は4本ぐらいしかやったことないんですけど、その芝居が評判が良くて。旅公演によく一緒に行ったものです」と振り返った。

 公演の後、渡辺さんの車に同乗させてもらったという角野さん。「サービスエリアとか、コンビニに寄って、こんな買い物してくるんです。『お前、それ一人で全部食うの?』って。2リットルのペットボトルをガブガブガブって(笑い)。『まあ、その体だったら食べるよな』って」と渡辺さんとの思い出を明かした。

 「そんなことも今となってはね、いい思い出です」と話した角野さんは、「芝居が好きで、ずっと劇団に最後までいてくれたし、劇団員はそのことをすごく誇りに思っていると思います。劇団って意外に閉鎖的で、外のことをよく知らない。そういうところに、徹が新しい風を吹き込んでくれていた」と語った。

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