海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の當真あみさんが、西島秀俊さん主演で2024年1月期にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に出演することが明らかになった。當真さんは、クラシック音楽に恋する高校生・谷崎天音を演じる。ドラマには主人公の娘役で芦田愛菜さんも出演。話題になった連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)に続き、共演シーンがあるか、注目される。
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ドラマは、TBS系の連続ドラマ「凪(なぎ)のお暇(いとま)」(2019年)や「妻、小学生になる。」(2022年)などで知られる脚本家・大島里美さんのオリジナルストーリー。ある事件で家族も音楽も失った天才指揮者の夏目俊平(西島さん)と、そんな俊平を拒絶し音楽を嫌う娘の響(芦田さん)が地方オーケストラを通して、親子の絆と人生を再生させていく姿を描く。
當真さん演じる天音は、音楽に憧れて、俊平が指揮する晴見フィルハーモニーに近づいてくる高校生。音楽経験はゼロだが、晴見フィルに入ることになり、クラシックに恋をしてハマっていく。我が道を行く性格で楽天的なところがあり、楽器演奏に関して甘くみているところがある。明るい天然キャラに見えるが、ある秘密を抱えていて……。
當真さんは「台本を読んで、オーケストラの演奏を間近でたくさん聴けるかもということにワクワクしました。また、音楽を通してみんなの心が一つにまとまっていく、音楽の大切さを感じ、参加できることがとてもうれしかったです」と明かし、「撮影で演奏を聴いていると、つい聞き入ってしまいますし、演奏する皆さんの表情を見ると本当に生き生きとしていて、熱意がビシビシと伝わってきます。自分も演奏につい乗ってしまうくらいとても楽しい作品です」とドラマへの印象を語る。
演じる天音は「音楽に憧れて右も左も分からないまま音楽の世界に飛び込んでいく女子高生」で、「音楽を好きな気持ちは私も天音ちゃんと同じなので、楽しみながら撮影に臨んでいます。見てくださる方に音楽の素晴らしさを知っていただける作品になると思います」とコメントした。
ドラマを企画プロデュースした東仲恵吾さんは「當真さんに演じていただくのは、芯の強い、天真爛漫(らんまん)な女子高生役です。當真さんが持つ柔らかさと、ものすごく澄んだ意志の強い目がずっと印象に残っていて、今回お願いしました」と話している。
ドラマには、西田敏行さん、満島真之介さんも出演する。西田さんは、晴見フィルハーモニーの最古参で、曲を演奏して歌うことができるカフェ「うたカフェ二朗」の店主・小村二朗、満島さんは、ある目的から晴見フィルハーモニーに近づき、晴見フィルに大きな波紋を呼ぶことになる謎の男・鏑木晃一を演じる。