薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
消防官の活躍を描く曽田正人さんの人気マンガ「め組の大吾」の新作が原作のテレビアニメ「め組の大吾 救国のオレンジ」に出演する主人公・十朱大吾役の榎木淳弥さん、斧田駿役の八代拓さん、中村雪役の佐倉綾音さんが、武蔵野消防署(東京都武蔵野市)の一日救助隊長に任命されたことが分かった。11月9日に始まった「秋の火災予防運動」を受けた任命で、榎木さんらは実際の特別救助隊も行うロープ渡過訓練、放水訓練を体験した。
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3人を代表して一日救助隊長としての意気込みを聞かれた榎木さんは「本日、一日救助隊長をさせていただけるということなので、しっかりと体験して、今後の防災意識を高められたらなと思います。ケガに気を付けて、しっかりと任務を果たせればと思います」と語った。
ロープ渡過訓練を体験した榎木さんは「救助隊員の方たちがスルスルとやっているの見て、自分もやれるんじゃないかと思っていましたが、(実際にやってみると)自分の体勢がどうなっているのかも分からなくなって、腕がパンパンで、最後は自力で(ゴールの)台に上がれませんでした。今後のアフレコにも生かせる貴重な体験をさせていただきました」と振り返った。
八代さんは「感覚がないから今自分がどの地点にいるのかも分からなくて。熟練された方たちのすごみをやってみて感じました」と話した。佐倉さんは訓練に挑戦している途中で、救助を呼ぶ一幕もあり、「実際に駆け付けてきてくれた時の安心感たるや……! すさまじいスピードで救助されて、これは『このオレンジが見えた瞬間やっぱり安心するな』と、ひしひしと感じました」と語った。
放水訓練では、榎木さんは「水の勢いがすごくて、腕の力が必要でした。実際にあの炎の先に人がいると思うとパワーが湧いてくるのかなと思いました」と水圧の大きさに驚いた様子。佐倉さんが背負っているボンベの重さに「ボンベの重さもあって、(水圧で)体が後ろに持っていかれる感じがしました」というと、八代さんが「大丈夫?」と気遣った。「正直限界です!」という佐倉さんの正直な反応に和やかな笑いが起った。
「め組の大吾 救国のオレンジ」は、2020年10月に「月刊少年マガジン」(講談社)で連載をスタート。「め組の大吾」の主人公・朝比奈大吾の魂を引き継ぐ若い3人の消防官の成長が描かれている。十朱大吾、斧田駿、中村雪の3人の消防官が、精鋭部隊である特別救助隊(通称オレンジ)の隊員を目指す。
アニメは「ベイビーステップ」「不滅のあなたへ」のむらた雅彦さんが監督を務め、ブレインズ・ベースが制作する。読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜午後5時半に放送中。
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