上坂すみれ：「ティアムーン帝国物語」OP担当　純白ドレス姿のアーティスト写真　テレビアニメ追加キャストに松岡禎丞、堀江瞬

　小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気の餅月望さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「ティアムーン帝国物語～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～」で、主人公の皇女ミーアの声優を務める上坂すみれさんがオープニングテーマ（OP）「ハッピーエンドプリンセス」を担当することが分かった。上坂さんが純白のドレスをまとったアーティスト写真も公開された。OPを収録したCDが10月18日に発売される。

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　上坂さんはOPについて「自分の運命をわがままに軽やかに改変してゆくミーア姫らしい、パワフルでハッピーな曲が完成しました！　印象的な歌詞がたくさんちりばめられていて、聴いていると『ですわ～！』と叫びたくなること間違いなしです。ぜひたくさんの方に聴いていただきたいですっ！」とコメントを寄せている。

　アニメの追加キャストも発表され、松岡禎丞さん、堀江瞬さんが出演することが分かった。松岡さんは軍事力に優れたレムノ王国の第二王子、アベル・レムノ、堀江さんは大陸屈指の国力を有するサンクランド王国の第一王子、シオン・ソール・サンクランドをそれぞれ演じる。

　松岡さんは「皆さん、誰しもが、因果応報という言葉を気にされた方がいると思うのですが、この作品は、一度結末を知っている第三者が！ギロチンの未来を回避しようとする楽しい作品でございます（笑い）。ギロチンの未来はなかなかに、鮮烈な未来なのですが……。意外とギロチンの未来がふわふわしているという、主人公からしたら一切気が抜けない先になっております」とコメント。

　「僕自身のキャラクターとしては、未来が変わっているので、あーだこーだ言うつもりはないですが、オリジナルを知っている人間からすると別人になっています。で、またその別人度合いっていうのが難しくなってきたり……難しいですよね……人生を変えるって……今の人生は変えたくないですが、あの時、ああしていたら別の人生があったのかなって。今でも、くだらない夢を見ますよ」と話している。

　堀江さんは「アフレコにお邪魔する度、ミーア姫の、上坂すみれ様のせりふ量に圧倒されていました。感情豊かにおしゃべりし、縦横無尽に画面を駆け回る彼女のおてんば感を本当にすてきに演じてらっしゃって、一瞬も飽きることなく見ていただけるかと思っています」とコメント。「僕が演じるシオン王子はとても優しく気品があり“ザ・王子様”といった様相。ミーアの前時間軸のバッドエンドのせいで彼女から目の敵にされていますが、それに気付くことなく彼女に王子様の風を吹かせる純粋さもある青年です」と話している。

　同作は、わがまま姫とさげすまれ、民衆の革命により20歳の時に断頭台で処刑された帝国唯一の皇女・ミーアが、なぜか12歳の自分にタイムリープし、ギロチン処刑の運命を回避するために奮闘する……というストーリー。アニメは、伊部勇志さんが監督を務め、SILVER LINK.が制作する。10月からTOKYO MX、MBSほかで放送される。

　◇キャスト（敬称略）

　ミーア・ルーナ・ティアムーン：上坂すみれ▽アンヌ・リトシュタイン：楠木ともり▽ルードヴィッヒ・ヒューイット：梅原裕一郎▽アベル・レムノ：松岡禎丞▽シオン・ソール・サンクランド：堀江瞬