アリスとテレスのまぼろし工場:ポスタービジュアル公開 もがく少年少女 恋する衝動が世界を壊す 岡田麿里監督最新作

「アリスとテレスのまぼろし工場」のポスタービジュアル(C)新見伏製鐵保存会
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「アリスとテレスのまぼろし工場」のポスタービジュアル(C)新見伏製鐵保存会

 アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの脚本で知られる岡田麿里さんが監督を務めるオリジナル劇場版アニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」(9月15日公開)のポスタービジュアルが公開された。変化が悪とされる街で暮らし、もがいている少年・菊入正宗と少女・佐上睦実が見つめ合う姿が描かれており、「恋する衝動が世界を壊す」というコピーが添えられている。同作のムビチケ前売り券が7月28日に発売されることも発表された。

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 「アリスとテレスのまぼろし工場」は、2018年に「さよならの朝に約束の花をかざろう」(さよ朝)でアニメ監督デビューした岡田さんの最新作。平松禎史さんが副監督、石井百合子さんがキャラクターデザイン・総作画監督、東地和生さんが美術監督を務め、「さよ朝」のメインスタッフが再集結する。「呪術廻戦」「チェンソーマン」などのMAPPAが制作する。声優の榎木淳弥さんが主人公の14歳の少年・菊入正宗を演じるほか、上田麗奈さん、久野美咲さんがメインキャストとして出演する。シンガー・ソングライターの中島みゆきさんが主題歌「心音(しんおん)」を担当する。

 突然起こった製鉄所の爆発事故により、時が止まってしまった町を舞台に少年、少女の“ヒリヒリとした青春”が描かれる。中学3年生の正宗、同級生の睦実は、変化を禁じられた町で鬱屈した日々を過ごす中、製鉄所の第五高炉へ足を踏み入れ、しゃべることのできない野生の狼のような少女と出会う。3人の出会いが世界の均衡を崩していき、日常に飽きた少年少女たちの止められない“恋する衝動”が世界を壊し始める。

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