武内直子さんの人気マンガが原作のアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズの最終章を描く劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」(高橋知也監督)の後編の公開記念舞台あいさつが7月1日、丸の内TOEI(東京都千代田区)で開催され、エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の声優の三石琴乃さんらが登場した。1992年にスタートしたテレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」から30年以上にわたってセーラームーンを演じ続けてきた三石さんは、最終章が公開され「皆様の愛に感謝しかありません。ありがとうございます」と同作への思いを語りながら、涙を流した。
ウナギノボリ
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舞台あいさつには、エターナルセーラーマーキュリー/水野亜美役の金元寿子さん、エターナルセーラーマーズ/火野レイ役の佐藤利奈さん、エターナルセーラージュピター/木野まこと役の小清水亜美さん、エターナルセーラーヴィーナス/愛野美奈子役の伊藤静さんも登壇した。
2012年に始動した20周年プロジェクトの一環として制作されたアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」からセーラー戦士を演じてきた金元さんらが「大好き!」「ありがとうございます」と三石さんに感謝の言葉を伝えた。
三石さんは「月野うさぎを演じると、心が研ぎ澄まされます。私自身がパワーをもらって救われています」と思いを明かした。
サプライズで、タキシード仮面/地場衛役の野島健児さんも登場。「永遠の愛」を意味する99本のバラを三石さんにプレゼントし、三石さんは「びっくり! ありがとうございます!」と喜んだ。三石さんによると、99本のバラは「乳幼児くらい重い」といい、「愛が重いです。心地いいです」と笑顔を見せた。
「美少女戦士セーラームーン」は、1992~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガで、テレビアニメが1992~97年に放送された。「美少女戦士セーラームーンCosmos」は、最終章となる「シャドウ・ギャラクティカ編」を前後編の劇場版として制作。新たなる敵、シャドウ・ギャラクティカが出現し、セーラー戦士たちが最後の戦いに挑む。前編が6月9日に公開され、後編が同30日に公開された。
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