少女の視点から戦争を描いた今日マチ子さんのマンガ「cocoon」がアニメ化され、2025年夏にNHKで放送されることが分かった。太平洋戦争の終結から80年を迎える2025年に向け、同作がアニメ化されることになった。スタジオジブリ出身で、NHKの連続テレビ小説（朝ドラ）「なつぞら」でアニメーションを監修した舘野仁美さんがプロデューサーを務める。

あなたにオススメ

美少女殺し屋役から駆け上がった！　「ばけばけ」ヒロイン高石あかりに高まる期待

　同作は、次世代への良質な動画の技術・知識の継承を目的として、若手アニメーターとベテランアニメーターの力を結集して制作されるという。ティザービジュアル、ロゴ、主人公となるサン、マユのラフスケッチが公開された。

　「cocoon」は、「センネン画報」「みかこさん」などの今日さんが、沖縄のひめゆり学徒隊に着想を得て、思春期の少女たちの視点から戦争を描いた長編マンガ。秋田書店からコミックスが刊行されている。