出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした:“なろう系”ラノベがテレビアニメ化 蒼井翔太が主人公アレンに

「出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした」のティザービジュアル(C)紅月シン・TOブックス/出来そこ製作委員会
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「出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした」のティザービジュアル(C)紅月シン・TOブックス/出来そこ製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気のライトノベル「出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした」がテレビアニメ化されることが分かった。声優の蒼井翔太さんが、前世の記憶と力を持つ元英雄の主人公・アレンを演じることも発表された。古賀一臣さんが監督を務め、池田臨太郎さんはシリーズ構成、大草芳樹さんが脚本、細田沙織さんがキャラクターデザインを担当する。スタジオディーン、マーヴィージャックが制作する。アレンが描かれたティザービジュアルが公開された。

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 同作は、紅月シンさん原作、ちょこ庵さんイラストのライトノベル。前世の記憶と力を持つ元英雄の主人公・アレンが、実家である公爵家から追放され、前世ではかなえられなかった平穏な暮らしを求めて旅をする……というストーリー。TOブックスからライトノベルが発売されており、コミカライズも人気を集めている。シリーズ累計発行部数は75万部以上。

 主人公・アレンを演じる蒼井さんは「次々に出会うキャラクターたち。彼の理想と……理想とはなぜかほど遠くなってしまう今世の物語! 皆さんに楽しんでもらえるように、そして愛してもらえるように、彼に命を吹き込みたいと思います! 放送を楽しみに待っていてくださいね!」とコメントを寄せている。

 原作の紅月さんは「最初にアニメ化の話をお聞きした時は、正直あまり実感が持てませんでした。いえ、実は今もそこまで持ててはいません。しかしそんな私でも分かっていることはあります。それはこうして無事アニメ化の発表をすることができたのは、今まで応援してくださった読者の皆様のおかげだということです。もちろん、この作品を作るにあたり協力してくださった皆様のおかげでもあります。本当にありがとうございます。このアニメがどういったものになるのか、それが分かるのは完成した時になるかと思いますが、私も一視聴者としてその時を楽しみにしておきたいと思います。また、アニメに負けないよう、原作・マンガ共に頑張っていきたいと思っていますので、応援の程よろしくお願いいたします」と話している。

 コミカライズを手がける烏間ルさんは「『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』祝アニメ化! 原作の紅月シン先生、ちょこ庵先生、本当におめでとうございます!! いつもコミカライズでお世話になっているアレンたちが、動いてしゃべるところを想像しただけでワクワクが止まりません! 一視聴者として本当に楽しみです! アレン~! みんな~! 頑張ってね~!」とコメントを寄せている。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:古賀一臣▽シリーズ構成:池田臨太郎▽脚本:大草芳樹▽キャラクターデザイン:細田沙織▽アニメーション制作:スタジオディーン×マーヴィージャック

 ◇キャスト(敬称略)

 アレン:蒼井翔太

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