日本玩具協会によると、2022年度の玩具市場規模は、前年度比106.7%の約9525億円で、2001年の調査開始以降、過去最高を記録したことが6月6日、分かった。過去最高を記録した最大の要因は、前年度比132.2%で約572億円伸ばしたカードゲーム・トレーディングカードの躍進で、新規参入の「ONE PIECEカードゲーム」(バンダイ)が好調な滑り出しを見せ、「ポケモンカードゲーム」(ポケモン)や来年に発売25周年を迎える「遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ(OCG)」(コナミデジタルエンタテインメント)も好調だった。
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同日、東京都内で開かれた東京おもちゃショー2023記者発表会、日本おもちゃ大賞2023授賞式で発表された。日本玩具協会は、カプセルトイの市場規模も別途調査しており、2022年度のカプセルトイの市場は前年度比35.6%増の約610億円だった。玩具市場規模と合わせると初めて1兆円を超えた。
ハイテク系トレンドトイが116.3%、ぬいぐるみが113.1%、ホビーが108.8%、のりもの玩具が104.8%と好調だった。ホビーは、人気アニメ「ガンダム」シリーズの新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」などのプラモデルが好調で、中国メーカーのフィギュアも売り上げを伸ばした。
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