ベイブレード:第4世代「BEYBLADE X」でスポーツに進化 歴代最速に 全世代向けマスターズ大会開催

「ベイブレード」の“第4世代”となる新作「BEYBLADE X」(c)Homura Kawamoto,Hikaru Muno,Posuka Demizu,BBXProject,TV TOKYO(c)TOMY
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「ベイブレード」の“第4世代”となる新作「BEYBLADE X」(c)Homura Kawamoto,Hikaru Muno,Posuka Demizu,BBXProject,TV TOKYO(c)TOMY

 ベーゴマを現代風にアレンジしたタカラトミーの玩具「ベイブレード」の“第4世代”となる新作「BEYBLADE X(ベイブレードエックス)」が、7月15日に発売されることが5月17日、分かった。第4世代は“スポーツ”として進化するといい、競技「GEAR SPORTS(ギアスポーツ)」として定義し、ベイブレードの頂点を決める大会「マスターズ大会」を今冬に開催する。これまでは全世代に向けた大会はなかったが、「マスターズ大会」は子供から大人まで参加できる。第1~3世代の人気要素を搭載するのに加え、新ギミックの「Xダッシュ」によって歴代最速のアタックを実現する。

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 台湾、香港、韓国などアジアを皮切りに世界に向けて展開し、全世界で約1億7000万個を出荷し、2500億円以上の売り上げを記録した第3世代を上回る売り上げを目指す。同日、東京都内で開催された会見で発表された。

 キャッチコピーは「もう、遊びじゃない」で、タカラトミーの執行役員、キャラクタービジネス本部の高原文彦本部長は「おもちゃの域を超えて、全世界で愛されるスポーツとなる」と語った。

 同社のキャラクタービジネス本部Global BEYBLADE事業部の篠永恭平さんは「歴代最高傑作」と自信を見せ「最大の特徴は超加速。マンガやアニメの必殺技のようなギミックになっている。バトルが激しく、戦略的に進化した」と説明した。

 「ベイブレード」は1999年から発売されている人気玩具。パーツを組み合わせて自分だけのベイ(コマ)を作り、ベイ同士をぶつけ合ったりしながら対決する。80以上の国と地域で販売され、累計出荷数が5億2000万個を突破するなど人気を集めている。2005年に一時生産終了となったが、2008年には第2世代「メタルファイト ベイブレード」が発売された。2015年からは第3世代「ベイブレードバースト」が展開されている。

 「BEYBLADE X」の新作マンガが、6月15日発売のマンガ誌「月刊コロコロコミック」(小学館)7月号で連載を開始する。マンガ「賭ケグルイ」の原作者・河本ほむらさん、「賭ケグルイ」のノベライズを担当する武野光さんが原作を手がけ、「約束のネバーランド」の作画担当の出水ぽすかさんが描く。テレビアニメがテレビ東京系で今秋に放送される。

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