小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気のライトノベルが原作のテレビアニメ「私の推しは悪役令嬢。」が、10月から放送されることが分かった。追加キャストも発表され、愛美さん、長谷川育美さん、松本沙羅さん、栗坂南美さんが出演することが分かった。愛美さんが主人公・レイ＝テイラーのルームメイトのミシャ＝ユール、長谷川さんが悪役令嬢のクレア＝フランソワの家のメイド、レーネ＝オルソー、松本さんがクレアと行動を共にするロレッタ＝クグレット、栗坂さんがピピ＝バルリエをそれぞれ演じる。

あなたにオススメ

2027年大河ドラマ主人公・小栗忠順とは？　近代日本に欠かせない人物

　王立学院に通う平民のミシャを演じる愛美さんは「冷静な目線を常に持ちつつも、意外とノリの良い最高の友達ミシャです！　レイのそばによくいて、なにかとツッコミを入れたりします。登場をぜひ楽しみにしていてください！　ミシャを『推し』ていただけるよう頑張ります！！！」とコメント。

　フランソワ家に務めるメイドのレーネを演じる長谷川さんは「幼い頃からクレア様を支えているレーネ。年齢的には大きな差はないのですが、包容力のある優しいお姉さん感がとてもすてきな女の子です。でも面白いギャップも持ち合わせているんです。そこはぜひ、放送で確認していただけるとうれしいです！」と話している。

　名家のクグレット家のお嬢様、ロレッタを演じる松本さんは「ロレッタは、クレア様とピピと一緒にいるのが本当に好きなんだなという印象でした。原作では、レイをどう追い出すかでかなり過激な提案もしていて、そんなところも可愛いなと（笑い）。尊敬の念と共に、深い深い愛でクレア様のことを見つめるロレッタに誠心誠意向き合わせていただきましたので、ピピ共々、注目していただきたいです。よろしくお願いいたします！」と意気込みを語っている。

　財界に太いパイプを持つバルリエ家のお嬢様、ピピを演じる栗坂さんは「ピピはロレッタと一緒にクレア様の取り巻きをしている子です。ちょっとキツい言い方をしたりしますが、とても可愛らしい子なんです。そんなピピを楽しく演じさせていただきました。よろしくお願いいたします！」と話している。

　メイドのエプロンをまとったレイと彼女の“推し”であるクレアらが描かれた第1弾キービジュアル、PVも公開された。

　同作は、いのり。さんのライトノベルが原作。“社畜”の大橋零が、前世でプレーしていた乙女ゲーム「Revolution」のヒロインのレイ＝テイラーとして転生する……というストーリー。王立学院を舞台にイケメン王子たちを攻略する、夢のような乙女ゲームの世界に転生するが、彼女の“推し”は、悪役令嬢・クレア＝フランソワで、前世でゲームをプレーした知識、愛でクレアに近づこうとする。「コミック百合姫」（一迅社）で連載中のコミカライズ版が「次にくるマンガ大賞2022」のコミックス部門8位にランクインするなど人気を集めている。

　◇キャスト（敬称略）

　レイ＝テイラー：芹澤優▽クレア＝フランソワ：奈波果林▽ミシャ＝ユール：愛美▽レーネ＝オルソー：長谷川育美▽ロレッタ＝クグレット：松本沙羅▽ピピ＝バルリエ：栗坂南美