人気アニメ「ガンダム」シリーズの新作テレビアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するガンヴォルヴァのプラモデルが、バンダイスピリッツの「HG」シリーズから「HG 1/144 ガンヴォルヴァ」として6月に発売されることが話題になっている。同商品はこれまで「新商品(仮)」として商品名が伏せられていたが、4月16日放送の第14話「彼女たちのネガイ」に登場したガンヴォルヴァであることが明らかになった。話題のガンヴォルヴァを解説する。
あなたにオススメ
「鬼滅の刃」 注目の“名もなき”キャラ 豪華声優キャスティングの謎
「新商品(仮)」が発表された際、ガンダムフェース(ガンダムタイプの顔)だったこともあり「量産機では?」などとさまざまな臆測が飛び交った。量産機であることは間違いなかったのだが、その正体は、地球で活動する反スペーシアン組織・フォルドの夜明けが運用するルブリス・ウルとルブリス・ソーンが装備するモビルスーツ(MS)型ガンビットだった。ガンビットとは、遠隔操作できる群体兵器システムで、ガンヴォルヴァはコクピットにGUNDフォーマットが組み込まれた無人機だ。
「水星の魔女」では、身体機能拡張技術のGUNDを軍事転用したGUNDフォーマットを搭載したMSが、GUND-ARM(ガンドアーム、通称ガンダム)と呼ばれている。身体機能拡張によって、人間とMSをリンクさせ、群体兵器システムのガンビットを利用できるようになる。
主人公機ガンダム・エアリアルは、ガンビットで構成されたシールドを装備している。シールドが分離して、ガンビットが飛び回ってビームで攻撃したり、合体してシールドになったりする。乱暴な説明にはなってしまうが、ドローンのようなものを遠隔操作して攻撃したり、防御できたりするわけだ。
第14話にガンヴォルヴァが登場すると、ツイッターでは「機動新世紀ガンダムX」の「Gビット」がトレンド入りした。Gビットも無人MSで、ニュータイプが搭乗した母機(ガンダムXなど)が精神波で操ることで、大規模な戦闘が可能になる。ガンヴォルヴァと同じ無人MSということもあり、Gビットがトレンド入りしたわけだ。
アニメに登場していないMSのガンプラとして「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」が6月に発売されることが発表されている。ガンダム・シュバルゼッテの詳細はまだ分からないが、アニメでの活躍が期待される。
「水星の魔女」のキャッチコピーは「その魔女は、ガンダムを駆る。」で、多くの企業が宇宙に進出し、巨大な経済圏を構築した時代のA.S.(アド・ステラ)122が舞台となる。モビルスーツ産業最大手・ベネリットグループが運営するアスティカシア高等専門学園に、辺境の地・水星から主人公の少女スレッタ・マーキュリーが編入してくる。Season1がMBS・TBS系の日曜午後5時のアニメ枠“日5”で2022年10月~2023年1月に放送された。
小野中彰大さんのマンガが原作のテレビアニメ「魔法少女にあこがれて」の第2期が制作されることが明らかになった。
アニソンの充実ぶりで知られるタワーレコード新宿店のアニメ担当バイヤー樋口翔さんが、アニソンの売れ筋や販売現場の生の声を伝える「新宿アニソンスコープ」。同店の9月22~29日の1位…
アニメ「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場するクリスチーナ・マッケンジー(クリス)のフィギュアが、メガハウスの「GGG(ガンダム・ガールズ・ジェネレーション)」…
キヅナツキさんの人気BLマンガが原作のアニメ「ギヴン」の劇場版2部作の後編でシリーズ完結編となる「映画 ギヴン 海へ」(橋本能理子監督)。「ギヴン」シリーズは、ロックバンド「ギヴ…