ゲッターロボ:初の実写映画化 2025年春公開 監督に岡部淳也 50周年記念企画

実写映画「ゲッターロボ」の初期開発段階デザイン
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実写映画「ゲッターロボ」の初期開発段階デザイン

 永井豪さん、石川賢さんの人気マンガ「ゲッターロボ」が実写映画化されることが分かった。同作が実写映画化されるのは初めて。「ゲッターロボ」が50周年を迎える2025年春の劇場公開へ向けて制作準備を進めているといい、パイロット映像の制作を目的としたクラウドファンディング企画がスタートした。原作が持つアウトロー、バイオレンス、アクションを現代的にアレンジした実写化を目指すという。

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 「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」「キャット・シット・ワン」などを手がけた岡部淳也さんがプロデューサー、監督、脚本を担当する。ゲッターロボの初期開発デザインのビジュアルも公開された。

 「ゲッターロボ」は、永井さん、石川さんの巨大ロボット作品の金字塔。1974~75年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載され、フジテレビ系でテレビアニメが放送された。テレビアニメ版は低年齢層も鑑賞可能な勧善懲悪な内容だったが、石川さんの連載では、バイオレンスでハードな展開となっており、現在もファンに支持されている。

 「ゲッターロボ」をはじめとする「ゲッターロボ・サーガ」シリーズは、「ゲッターロボG」(1975年)、「ゲッターロボ號」(1991年)、「真ゲッターロボ」(1997年)などが描かれた。石川さんが亡くなったため未完となっている最終章「ゲッターロボ アーク」がテレビアニメ化され、2021年に放送されたことも話題になった。

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