作家の林真理子さんが、3月6日午後1時から放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。昨年、日本大学の理事長に就任した林さんが、激変した多忙な生活について語った。
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林さんは「(理事長のオファーが来た時は)学生に囲まれてキャンパスを楽しそうに歩いている私の姿しか想像しなくて、面白そうだからやってみようって、非常に軽く思ってしまったんですが、後で重大なことだと思いまして、しみじみ自分のすぐ飛びつく性格をちょっと反省しましたけど」と振り返った。
多いときは週6日大学に通うが、毎日の出勤は会社員時代以来のことで、40数年ぶりだという。林さんは「毎日会食があるので、(夜も)月曜日から金曜日まで埋まっちゃう。朝、迎えの車をいただきまして、ずっと会議と打ち合わせと決済ですね」と多忙なスケジュールを明かした。
そんな中でも小説執筆やエッセーの連載を継続しており、夜と土日の空いた時間で執筆活動に励んでいるという。これまで7本担当していた連載は3本に減らした。林さんは「非常に大変です。でも、小説を書きませんとね。私ももう年数が限られてきましたんで、体力あるうちに書きたいものもあるので」と述べ、「皆さん、びっくりするくらい忙しいと思います」とほほ笑んだ。
林さんは、2021年に亡くなった作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが憧れだといい、「私は両親長命ですし、体力もあるし、(寂聴さんのように長く執筆を続けることは)できると思うんですけど、最近物忘れがひどくて次の単語が出てこなくて大変なんですよ。なんとか自分を戒めて激励してやってますけど」と告白。黒柳さんについて「こんなふうにレギュラー(番組)をお持ちになってやってらっしゃる方もいるんだからって。すごく目標です」と語っていた。
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