「それでも町は廻っている」などの石黒正数さんの人気SFマンガが原作のテレビアニメ「天国大魔境」に声優として中井和哉さん、種崎敦美さん、磯辺万沙子さん、武藤正史さんが出演することが分かった。中井さんが稲崎露敏(ロビン)、種崎さんが青島、磯辺さんが園長、武藤さんが猿渡をそれぞれ演じる。人気グループ「BiSH」がオープニングテーマ(OP)「innocent arrogance」を担当することも発表された。2人組ユニット「ASOBI同盟」がエンディングテーマ(ED)「誰も彼も何処も何も知らない」を担当する。
ウナギノボリ
インタビュー:筧美和子 30歳、原点のグラビアに立ち返った
未曽有の大災害により廃虚となった日本で“天国探し”の旅をするマルとキルコを描いたメインPVがYouTubeで公開された。PVでは、OP「innocent arrogance」がお披露目された。テレビアニメが4月1日からTOKYO MX、MBSほかで放送されることも分かった。
稲崎露敏役の中井さんは「『え? どういうこと?』が連続するお話の構造と、感情移入しやすい生き生きしたキャラクターに引っ張られて、どんどん先が見たくなります。ロビンはある意味ヒーロー的に登場しますが、その後の一筋縄ではいかない部分も含め、付き合っていくのが楽しみな存在です」とコメント。
青島役の種崎さんは「最初の収録の時から『このストーリーは一体……』、収録を重ねても『これってつまり……』と作品についての議論が止まらないほど、複雑なストーリーにみんなでハマっていったな……という印象です。演じる青島さんもなかなかつかめない方というか、面白い方なので、なかなか難しかったですが楽しく収録させていただきました!」と話している。
園長役の磯辺さんは「この『天国大魔境』という作品を理解しようと原作を読み込み、収録に挑みましたが、私の堅い頭では時系列が飛びすぎて、理解困難! しかし、解読が簡単ではないことがかえって物語に没頭させられます。この近未来の恐怖の出来事、人間たちの傲慢な姿に強烈なリアリティーを感じました。私は、今まであらゆる怪物的な存在を演じてきましたが、この『園長役』、私が演じた最大級の化け物かもしれません。お楽しみに!!」と語っている。猿渡役の武藤さんは「ん? どこ? だれ? どういうこと? どうしよう」とコメントを寄せている。
OPを担当するBiSHのセントチヒロ・チッチさんは「“天国”を探し戦う少年少女たち。今を生きる私たちも同じように目まぐるしく変わる日本で光を探して生きています。ボロボロになっても傷付いたとしても何度も訪れる選択肢を選びながら進んでゆくしかないのです。読み始めたら止まらなくなり考察をしながら涙を流してのめり込むようにマンガを読んでいる自分にびっくり。『天国大魔境』がアニメ化される記念すべき時にBiSHの音楽を届けられることがとてもとても光栄です。心を込めて 何卒」と話している。
BiSHのハシヤスメ・アツコさんは「物語が進むにつれて分かりました。伏線回収がすごい! あの時の言葉そういう意味だったのかぁ!!という驚きの連続です……。意味に気付いた時、そのキャラクターをいとおしく思えたり、何度も読み返して頭をスッキリしてる自分がいました。ジャンルはSFですがAIが登場したりと、遠くない未来のような気もして、なんだか不思議な感じです。アニメ化決定という大事な旅の始まりのパートナーにBiSHを選んでくださりありがとうございます! 二つの世界が同時に描かれているので今後どのように物語が進み、どこで交わっていくのか? 推理は正しいのか?などいろいろ考えながら見ていきたいと思います」とコメント。
EDを担当するASOBI同盟のりみーさん、とくみくすさんは「マンガが大好きな『りみー』と、アニメが大好きな『とくみくす』が、初アニメエンディングテーマを担当させてもらいます! 大好きな世界に自分たちが関われること、今でも本当に夢のような気持ちです。そしてこんなにすてきな報告をみなさんにできることが、すごくすごくうれしいです。『天国大魔境』を通して、マルとキルコと皆さんとたくさん“ASOBI”たいと思っていますっ」と語っている。
「天国大魔境」は、2018年から「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中のマンガ。大災害により廃虚と化し、異形の化け物が巣食う2039年の日本が舞台のSFアドベンチャーで、東京・中野で便利屋を営むキルコは、とある女性から「この子を“天国”に連れて行って」という謎の依頼を受け、少年・マルと共に“天国探し”の旅に出る。「このマンガがすごい!2019」(宝島社)のオトコ編1位に選ばれたことも話題になった。
アニメは「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール」で助監督を務めた森大貴さんが監督を務め、深見真さんがシリーズ構成、南方研究所のうつしたさんがキャラクターデザイン、牛尾憲輔さんが音楽を担当する。プロダクションI.Gが制作する。
マル:佐藤元▽キルコ:千本木彩花▽稲崎露敏:中井和哉▽トキオ:山村響▽コナ:豊永利行▽ミミヒメ:福圓美里▽シロ:武内駿輔▽クク:黒沢ともよ▽アンズ:松岡美里▽タカ:新祐樹▽園長:磯辺万沙子▽猿渡:武藤正史▽青島:種崎敦美
「彼女にしたい声優No.1(ナンバーワン)」などと話題の青山なぎささんが、アーティスト活動を始動したことが分かった。青山さんが作詞した楽曲「解放」が5月16日に配信を開始した。
長寿テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、日曜午後6時)で、約34年にわたり主人公のまる子の声を務めてきたTARAKOさんが3月4日に急逝。4月21日からまる子の声優を…
人気声優の豊田萌絵さんの約5年ぶりとなる写真集「豊田萌絵写真集 『moe』」(集英社)の表紙が公開された。。20代最後の豊田さんの魅力を最大限に詰め込んだ、“豊田萌絵史上最高傑作…
スーパー戦隊シリーズ第28作「特捜戦隊デカレンジャー」(2004~05年)の新作Vシネクスト「特捜戦隊デカレンジャー20thファイヤーボール・ブースター」の完成披露舞台あいさつが…
テレビアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」の葉月恋役などで知られる声優の青山なぎささんが、5月21日発売の週刊誌「FLASH」(光文社)の表紙に登場することが分かった。青山さ…