神々の山嶺:仏制作の劇場版アニメ アマプラで2023年1月6日配信 日本語吹き替え版に堀内賢雄、大塚明夫

「神々の山嶺」の一場面(C)Le Sommet des Dieux - 2021/Julianne Films/Folivari/Melusine Productions/France 3 Cinema/Aura Cinema
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「神々の山嶺」の一場面(C)Le Sommet des Dieux - 2021/Julianne Films/Folivari/Melusine Productions/France 3 Cinema/Aura Cinema

 作家の夢枕獏さん原作、「孤独のグルメ」などで知られる故・谷口ジローさん作画のマンガが原作の劇場版アニメ「神々の山嶺(いただき)」(パトリック・インバート監督)が、アマゾンの動画配信サービス「Prime Video」で2023年1月6日から独占配信されることが分かった。

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 「神々の山嶺」は、劇場版アニメ「ウルフウォーカー」を手掛けたフランスのチームが約7年かけて制作し、生前、谷口さんも2度渡仏して参加した。2021年に第74回カンヌ国際映画祭で正式上映された後、フランスの300以上の劇場で公開され、大ヒットを記録した。第47回セザール賞でアニメーション映画賞を受賞した。日本では日本語吹き替え版が7月8日から凱旋(がいせん)公開された。

 日本語吹き替え版は、堀内賢雄さんがカメラマン・深町誠、大塚明夫さんが孤高のクライマー・羽生丈二の声優を務め、逢坂良太さんが羽生の後輩・文太郎役、今井麻美さんが羽生の行方の手がかりを握る涼子役として出演する。

 「神々の山嶺」は、夢枕獏さんのベストセラー小説を谷口さんがマンガ化し、「ビジネスジャンプ」(集英社)で2000~03年に連載された。「登山家マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか?」という登山史上最大の謎に迫り、孤高のクライマー・羽生丈二と、羽生を追うカメラマン・深町誠が不可能とされる冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑む姿が描かれた。2001年に「第5回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門・優秀賞を受賞した。

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