このマンガがすごい!2023:オトコ編首位は「光が死んだ夏」 オンナ編は「天幕のジャードゥーガル」

「このマンガがすごい!2023」のオトコ編の1位に選ばれた「光が死んだ夏」(左)とオンナ編の1位に選ばれた「天幕のジャードゥーガル」
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「このマンガがすごい!2023」のオトコ編の1位に選ばれた「光が死んだ夏」(左)とオンナ編の1位に選ばれた「天幕のジャードゥーガル」

 宝島社がその年の人気マンガをランキング形式で発表するガイドブック「このマンガがすごい!2023」(宝島社)のランキングが発表され、オトコ編の1位にモクモクれんさんの「光が死んだ夏」(KADOKAWA)、オンナ編の1位にトマトスープさんの「天幕のジャードゥーガル」(秋田書店)が選ばれたことが分かった。「このマンガがすごい!2023」は12月14日に発売される。

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 「光が死んだ夏」は、少年と、彼の親友の姿をした“ナニカ”との青春ストーリー。ある集落で暮らす少年・よしきと光は、ずっと一緒に育ってきたが、ある日、よしきが光だと思っていたものは別の“ナニカ”にすり替わっていた……という展開。

 「天幕のジャードゥーガル」は、マンガサイト「Souffle」で連載中のマンガ。13世紀のモンゴル帝国の後宮を舞台に、史実を基にした歴史フィクションが描かれている。

 オトコ編の2位は藤本タツキさんの「さよなら絵梨」(集英社)、3位はタイザン5さんの「タコピーの原罪」(同)、4位は末永裕樹さん原作、馬上鷹将さん作画の「あかね噺」(同)、5位は山口貴由さんの「劇光仮面」(小学館)だった。

 オンナ編の2位は高野ひと深さんの「ジーンブライド」(祥伝社)、3位は冬野梅子さんの「まじめな会社員」(講談社)、4位はやまじえびねさんの「女の子がいる場所は」(KADOKAWA)、5位は坂月さかなさんの「星旅少年」(パイ インターナショナル)がそれぞれ選ばれた。

 「このマンガがすごい!」は、1996年にマンガのガイド本として誕生し、書店員やマンガに精通した著名人などが選出するマンガ賞。ガイドブックには、上位作品の作者のインタビュー、トップ50のランキングなどが掲載されている。価格は800円。

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