新海誠監督:次回作は「宇宙」がテーマ? 「すずめの戸締まり」大阪舞台あいさつで明かす

劇場版アニメ「すずめの戸締まり」の大阪での公開記念舞台あいさつに登場した新海誠監督
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劇場版アニメ「すずめの戸締まり」の大阪での公開記念舞台あいさつに登場した新海誠監督

 新海誠監督が11月17日、大阪市内で行われた劇場版アニメ「すずめの戸締まり」の公開記念舞台あいさつに登場した。観客からの質問に答えるコーナーで、次回作のテーマを聞かれた新海監督は、「今はからっぽになってしまっていて。3年ぶりの作品ですが、『君の名は。』(の製作時)から8年かけて作ったような気がして。舞台あいさつをしながら、次に皆さんが何を見たいのか、感じながらいければいいんですけれど」と話しつつ、「宇宙とか行けばいいですかね。ちょっと考えてみますね」と少しだけ構想を明かした。

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 「すずめの戸締まり」は、「君の名は。」(2016年)、「天気の子」(2019年)に続く、3年ぶりとなる新作。舞台あいさつには新海監督のほか、原菜乃華さん、人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の松村北斗さんが出席した。17日は同作の「行ってきます日本」舞台あいさつの初日で、神戸と大阪の4会場で1日に5回の舞台あいさつを行った。

 「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃虚を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく17歳の女子高生・岩戸鈴芽(いわと・すずめ、原さん)の成長を描く冒険物語。九州で暮らす鈴芽が、災い(地震)を呼ぶ扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”の青年・宗像草太(松村さん)と出会うところから始まる。やがて、日本各地で次々に扉が開き始め、鈴芽と草太は“戸締まりの旅”へ出ることになる。

 11日に公開され、16日の時点で興行収入25億円を突破したことも発表された。

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