俳優の杉野遥亮さんが主演を務めた連続ドラマ「直ちゃんは小学三年生」(テレビ東京)の続編「直ちゃんは小学五年生」が、10月5、12日の深夜に2週連続で放送されることが明らかになった。前作から2年後を舞台に、小学5年生になった直ちゃん(杉野さん)たちの夏休みを描く。
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ドラマは、小学生の直ちゃんが主人公のオリジナル作品。金持ちで頭の良い少年きんべ(渡邊圭祐さん)、貧乏でガサツな少年てつちん(前原滉さん)、泣き虫の少年・山ちょ(竹原ピストルさん)との日常を映し出す、少々ブラックながらもどこかほっとするヒューマンコメディー。
今年1~2月に連続ドラマが放送され、“小学生あるある”や「義務教育」「貧富」「ジェンダー」など、社会性のあるテーマを盛り込んだ内容が話題に。放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)テレビ部門で、2021年2月度月間賞を受賞した。
続編では、小学5年生になった直ちゃん、きんべ、山ちょが夏休みの前日に集合。クラスがバラバラになり、距離ができていた3人だが、久々に一緒に過ごすことになる。ひょんなことから2年前に福島へ引っ越したてつちんのことを思い出し、直ちゃんは福島に会いに行くことを提案。その裏には、3年生のころから直ちゃんのみが知る真実があって……と展開する。
杉野さんは「直ちゃんたちが5年生になって帰ってきました。少しだけ大人になった直ちゃんたちの夏休みの一時を温かい気持ちで見守りください。きっと見てくれた方の心をそっと温めてくれます」とアピール。「このコメントを書いている今の僕は明日クランクインなのです。さあ、これからカミソリを買ってきます! 乞うご期待!」と話している。
青野華生子プロデューサーは、続編のテーマを「大人」に決め、「子供たちの純粋で無邪気な変わらない部分と、少し成長した部分を感じていただければうれしいです」とコメント。「大人になる過程の喜びである一方、何かが失われてゆくさみしさかもしれません。今回も、直ちゃんたちは正真正銘の子供として皆様の目に映るのではと思います。リアルとファンタジーを感じながらドラマを存分にお楽しみいただければ幸いです」と呼びかけた。
続編は前後編で、前編が10月5日深夜1時半から、後編が12日深夜1時から放送される。
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