四畳半タイムマシンブルース:アニメ本編冒頭公開 12年ぶり“私”浅沼晋太郎が一人語り 夏と京都の暑さを1分間語り尽くす

「四畳半タイムマシンブルース」の一場面(C)2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会
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「四畳半タイムマシンブルース」の一場面(C)2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会

 「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる森見登美彦さんの小説が原作のアニメ「四畳半タイムマシンブルース」の本編冒頭映像が9月12日、YouTubeで公開された。浅沼晋太郎さん演じる「私」が約1分間一人語りする映像で、「ここに断言する。いまだかつて有意義な夏を過ごしたことがないと」と夏や京都のうだるような暑さを文学的に表現している。「私」の一人語りは、2010年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されたテレビアニメ「四畳半神話大系」以来、約12年ぶりとなる。

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 「四畳半タイムマシンブルース」は、「四畳半神話大系」と実写化もされたヨーロッパ企画の上田誠さんの戯曲「サマータイムマシン・ブルース」の“悪魔的融合”によって生まれた小説。「私」の元に25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという男子学生・田村が現れる……というストーリー。タイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のエアコンのリモコンを持ってこようとしたり、悪友の小津たちがタイムマシンで勝手気ままに昨日を改変、過去を書き換えたりするなどタイムマシンを無駄遣いすることになる。

 アニメは、「四畳半神話大系」などに参加し、「ワンパンマン」「Sonny Boy」などを手がけた夏目真悟さんが監督を務め、上田さんが脚本、中村佑介さんがキャラクター原案を担当。「夜は短し歩けよ乙女」「映像研には手を出すな!」などのサイエンスSARUが制作する。「四畳半神話大系」と同じく浅沼さんが「私」を演じるほか、坂本真綾さん、吉野裕行さん、諏訪部順一さんらが声優として出演する。9月30日から3週間限定で劇場公開される。9月14日から配信サービス「Disney+」で先行配信される。

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