SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第1話 再出発!集う麦わらの一味!
11月3日(日)放送分
特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系、日曜午前9時)の映画「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア」が7月22日に公開される。クライマックスに向けて盛り上がりを見せる本編について、「終わりが近いという感じですね」と話す。主人公・五十嵐一輝役の前田拳太郎さん、五十嵐大二役の日向亘さん、五十嵐さくら役の井本彩花さんの“五十嵐三兄妹”に、放送開始からこれまでの反響や思い出、互いの変化、劇場版について聞いた。
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「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア」では、謎の組織によるハイジャック事件が発生し、五十嵐元太(戸次重幸さん)と幸実(映美くららさん)ら乗客が巻き込まれてしまう。一輝(前田さん)、大二(日向さん)、さくら(井本さん)の五十嵐三兄妹は、乗客が捕らわれた禁断の地「エリア666(トリプルシックス)」でスカイミッションに挑む。
◇
前田さん:友達が「今日もリバイスを見たよ」と感想を言ってくれたり、妹からもLINEで「今日良かったよ」という感想が送られてきたりしますね。
井本さん:(前田さんの妹が)可愛い。地元・京都の友達に仮面ライダーが大好きな子がいて、私の変身ベルトを買ってくれたり、映画村に行って写真を撮ったりしてくれています。
あと通っている大学で気づかれました。「仮面ライダー出ていますよね?」「仮面ライダージャンヌですよね」と声をかけられたのはびっくりしました。役とプライベートの服装がだいぶ違うのに気づかれたので、いろんな人に知れわたっていることを実感しました。
前田さん:気づかれないなあ。くやしいけど、日向といるときだけ声をかけられるんですよ。
日向さん:僕も気づかれないけど、拳ちゃんといるときだけ声をかけられますね。
前田さん:1人のときはお互い声をかけられないけど、2人でいるときは声をかけられる。ちょっとくやしいので、1人のときも声をかけてください(笑い)。
日向さん:不思議だよね。反響は両親から毎週メールがきますね。「あのシーンが良かったよ」とか。それ以外の反響は……友達いないのかな(笑い)。
前田さん:もう兄妹だと思っているし、プライベートでも(井本さんは)お兄ちゃんって言うときあるよね。そう呼ばれるのはうれしい。
日向さん:あまり呼ばれたことないかな。拳ちゃんが言っていてその通りだなと思ったのは、(自分と井本さんは)お互いが世話していると思っているよね。僕は妹として接していて、彩ちゃんは俺のことを弟と思って接している感じがあって。
井本さん:あはは。あるかも(笑い)。(日向さんとは)同い年というのもあるからね。
日向さん:お互いに自分が“上”だと思っている(笑い)。同い年の兄妹役“あるある”なのかもしれないですね。
前田さん:僕はそれを見てほほ笑ましいなと思っています。
日向さん:当たり前ですけど、事前にきっちり考えられていたようで、“その日”のために入念に準備していたことは強く感じました。
井本さん:アクション監督の方とじっくりお話しされている姿を見ていたので、やっぱり力が入っているのだなと思いました。お父さんまで変身して、五十嵐家は“最強”ですね。
前田さん:なかなかないよね。良い意味で“仮面ライダーらしくない”ところがいい。
井本さん:最近の話にはなりますが、私は(40話の)ビンタ(平手打ち)が忘れられません。初めて人にビンタしたんですよ!
日向さん:実はビンタされることを、僕は知らなかった。
前田さん:本人(井本さん)と監督しか知らなかったんだよね。
日向:現場でよくみんなびっくりして声を出さなかったなって思う。
井本さん:そのシーンを撮る前、急にカメラが3台用意されて「おかしいな」とは思わなかったの?
前田さん:むしろ一番おかしかったのは彩ちゃん。いつもは堂々としている感じなのに、その時だけずっとソワソワして、目がめっちゃ泳いでいました。
井本さん:めっちゃ緊張した。仮面ライダーをやっていて一番緊張しました(笑い)。
日向さん:監督から直前に、「この後のシーン、何が起きても絶対芝居を止めるなよ」と言われたのですが、テストで芝居を止めちゃったように見えたからかなと思っていました。監督の「よーいスタート」も力強く「大事なシーンだ」と気合を入れてやったらバシーンってたたかれて(笑い)。その瞬間、記憶が飛んだというか頭が真っ白になってせりふが飛びかけましたけど、撮影のラストスパートに向けてエンジンを入れ直してもらいました。
日向さん:顔つきが変わりました。1年前の写真を見返したら顔が全然違う。(前田さんは)僕に顔が幼いとか言ってきますけど、あなたも変わったよ(笑い)。
井本さん:私も見たけど違う。(前田さんが)一番変わったと思う。でも3人とも変わったよね。1年でこんな変化があるのだなって。
日向さん:一皮むけた感はあるよね。
前田さん:本編はみんなピリピリしているけど、劇場版は和気あいあいと楽しく撮影していたので、本編と劇場版の撮影のギャップがすごすぎたね。
日向さん:本当にそう。僕は(本編では)1人か赤石長官(橋本じゅんさん)とのシーンで、基本(兄妹から)孤立している。同日に本編から劇場版の撮影という日もあり、赤石長官とのシビアなシーンを撮った後、(劇場版を撮影している)みんなに合流してという感じで、ちょっとおかしくなりそうでした(笑い)。
前田さん:まるで二重人格のようだよね。
日向さん:そうそう。だから劇場版を見たら、「もしかしたらこのシーンの直前、赤石と一緒に撮っていたのかな」と思うシーンがあるかもしれません。
前田さん:アクションシーンは、台本をもらう前から劇場版は坂本浩一監督と聞いていたので、アクション全開なのだろうなって思っていました。アクションシーンはみんな頑張っていたので、そこは注目してほしいですね。
前田さん:最初の短編を映画でやらせてもらってから今回の映画でちょうど1年。自分たちが『仮面ライダーリバイス』としてやってきた“集大成”だと思って撮影に臨んだので、僕たちの成長を見てほしいです。楽しみにしていてください。(取材・文・撮影:遠藤政樹)
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