耳をすませば:25歳になった杉村役に山田裕貴、夕子役に内田理央 中学生時代は荒木飛羽&住友沙来

映画「耳をすませば」に出演する山田裕貴さん(左)と内田理央さん(C)柊あおい/集英社 (C)2022「耳をすませば」製作委員会
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映画「耳をすませば」に出演する山田裕貴さん(左)と内田理央さん(C)柊あおい/集英社 (C)2022「耳をすませば」製作委員会

 俳優の山田裕貴さんと女優の内田理央さんが、映画「耳をすませば」(平川雄一朗監督、10月14日公開)に出演することが6月25日、分かった。本作は清野菜名さんと松坂桃李さんがダブル主演を務める映画で、山田さんと内田さんは、それぞれ25歳になった杉村竜也、原田夕子を演じる。

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 「耳をすませば」は、1989年に柊あおいさんが少女マンガ誌「りぼん」(集英社)で発表したマンガがベースになっている。1995年公開の劇場版アニメ(近藤喜文監督)は、宮崎駿さんが脚本を執筆。小説家を夢見る少女・雫と、バイオリン職人を目指す少年・聖司の甘酸っぱい恋模様を描き、劇場版アニメでは雫の声を本名陽子さん、聖司の声を俳優の高橋一生さんがそれぞれ担当した。

 実写映画は、雫と聖司が大人になった「10年後(現在)」を描くオリジナルストーリーと、原作の世界観を再現する「あの頃(過去)」を二重構造で描く。24歳になった雫(清野さん)は、出版社で児童小説の編集者になっており、小説家になる夢は諦め、本を売るために必死な毎日を送っていた。一方、夢を追い続けてイタリアで暮らす聖司(松坂さん)とは距離が生まれ……というストーリー。

 野球部に所属する杉村は、幼なじみである雫へ好意を寄せており、雫の親友・夕子は杉村へ恋心を抱いている。本作では、杉村と夕子の物語の10年後も描かれる。

 山田さんは「いやぁ、やっと完成しました。安心しました。それがまず良かった、本当に良かった」と撮影から約2年で作品が完成したことを喜び、「その10年があるから今が、未来が、輝く。そんな、作品になっているんじゃないかと思います。この作品がどんな形で皆さんに受け取ってもらえるか楽しみです」とコメント。

 内田さんは「夢中になって台本を読ませていただきました。原作から10年後という時代背景なので、平成の懐かしさも感じつつ、成長したみんなの姿にちょっとドキドキしながら撮影をしました」と語っている。

 また、中学生時代の杉村役で荒木飛羽(とわ)さん、夕子役で住友沙来さんが出演することも発表された。

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