ちむどんどん:“お父ちゃん”大森南朋が語る「子供たち」と「家族」 暢子は賢三似?「響き合うものがありました」

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインの父・賢三を演じる大森南朋さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインの父・賢三を演じる大森南朋さん (C)NHK

 黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第6回が4月18日に放送された。ヒロインの父・賢三役の大森南朋さんは、「賢三は早くに亡くなってしまいますが、いつも家族を見守っていると思いますし、子供たちにはそれぞれの夢に向かって真っすぐ育ち、幸せになってほしいと願うばかりです」と思いを明かしている。

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 第6回では、東京から来た青柳史彦(戸次重幸さん)、和彦(田中奏生さん)の父子と交流が深まったある日、比嘉家の大黒柱、父・賢三(大森さん)がキビ畑で倒れた。急報を受けて暢子(稲垣来泉さん)たち4兄妹も学校から駆けつける。懸命に、家族に何かを伝えようとする賢三。優子(仲間由紀恵さん)も必死に見守るが……。

 大森さんはヒロイン一家について、「とてもいい家族です。劇中の比嘉家と現場での僕らにも全く温度差がなくて。それくらい撮影中の空気もよかったですし、演じるにあたっても子供たちが雰囲気を作ってくれました。わんぱくな賢秀(浅川大治さん)にしっかり者の良子(土屋希乃さん)、ハキハキした暢子、可愛らしい歌子(布施愛織さん)と、それぞれキャラクターも立っていますね」と印象を語る。

 中でも「家族でご飯を食べるシーンは、誰かが悩んでいたら話を聞いたり、ときにはお父ちゃんがたしなめることもあったりと、平和でいいなとしみじみしました。食卓を囲みながら『こうした時間がまさに“幸せ”というものなんだ』と、優子さんと賢三が子供たちに伝えているような感覚もあります。賢三と優子さんは苦労してきた背景がある分、平和に対する思いや平凡な幸せを求める気持ちが、そんな日常のシーンでもかいま見えるのかなと感じます」と話す。

 さらに「子役時代の良子と歌子を見ていると、優子さんによく似ているなと思います。賢秀と暢子は賢三似なのかな? 中でも暢子は、いい意味で頑固というか、筋を通すところが賢三に似ています。一緒に料理をするシーンを演じていても互いに響き合うものがありましたし。そんな子供たちがどう成長していくのか、いまから楽しみです」と今後に期待した。

 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロインと、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。

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