カムカムエヴリバディ:最終回視聴率、岡山は20.5%で大台超え 全国視聴人数は番組最高1783万人

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のメインビジュアル (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のメインビジュアル (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終回(112回)が4月8日に放送され、地元である岡山・香川地区の平均視聴率(世帯)は20.5%(ビデオリサーチ調べ)を記録し、20%の大台を超えたことが11日、分かった。関東地区では19.7%、関西地区では19.1%を記録している。

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 最終回では、総合・BSプレミアム合計の視聴人数が、全国で約1783万8000人を記録し、番組最高となった。また、アニー・ヒラカワ(森山良子さん)がるい(深津さん)の母・安子だとラジオを通して明らかになった第109回は、「NHKプラス」の同時または見逃し配信で、これまで配信した全ドラマのなかで最多視聴数を記録した。

 最終回では、ひなた(川栄さん)とるいが、再び来日した安子と再会。そこでひなたは、安子から米国留学の話を持ちかけられる。また祖母、母、娘の3世代がそろい、「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ……」と“あんこのおまじない”を唱える場面や、一緒にラジオ英語講座を聴く場面もあった。

 時は流れ2025年。映画村を訪れたひなたは、ラジオ英語講座の共演者、ウィリアム・ローレンス(城田優さん)と遭遇する。ローレンスは、かつて叔父と共に来た映画村を懐かしがって久しぶりに訪れたことを明かすと、例のキーホルダーを落とす。そこでひなたの初恋相手のビリーであることが判明した。ひなたは「大月」へ回転焼きを食べに行くことを提案する。2人の未来を予感させるカットで、3世代続いた物語がハッピーエンドを迎えた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつないだ。

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