高岩成二:“ミスター平成仮面ライダー”がライダー俳優4人とそろい踏み 初顔出し主演ドラマは「素のままで」

ドラマ「グッドモーニング、眠れる獅子」の完成披露イベントに登場した高岩成二さん
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ドラマ「グッドモーニング、眠れる獅子」の完成披露イベントに登場した高岩成二さん

 平成に放送された特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズで数々の仮面ライダーのスーツアクターを務め、“ミスター平成仮面ライダー”とも呼ばれる高岩成二さんが4月9日、東京都内で行われた主演ドラマ「グッドモーニング、眠れる獅子」の完成披露イベントに登場。自身がスーツアクターを務め“一心同体”のライダーを演じてきた仮面ライダー剣(ブレイド)」の剣崎一真役の椿隆之さん、「仮面ライダーディケイド」の門矢士役の井上正大さん、「仮面ライダーゴースト」の天空寺タケル役の西銘駿さん、「仮面ライダー鎧武/ガイム」の葛葉紘汰役の佐野岳さんらと一堂に会し、観客は歓喜していた。

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 高岩さんは、今作が初の顔出し主演作となるが、「普段は(顔を)隠してアクションや芝居をやっていますが、それを脱ぎ捨てて50歳過ぎのおっさんの顔でやらせていただきました」とあいさつ。自身が演じる九條和真の印象について、「くたびれた中年という部分に『はっ!?』ってなりましたけど(笑い)」といい、「いわゆる変身というかスイッチが入った時点で僕の“十八番(おはこ)”のアクションができればいいのかな、今の僕のくたびれている感じ、今の素のままでいいのかなという思いでやらせていただきました」と役作りについて語った。

 ドラマは、50歳を過ぎて入社してきた新人の芸能マネジャー・九條和真が、ヒロインの売れないアイドル・綿貫玲実を狙う謎の集団・グリムリーパーズと戦いを繰り広げる姿を描く。高岩さんが玲実に煙たがられ、邪険にされている九條、アイドルグループ「日向坂46」の渡邉美穂さんが玲実を、それぞれ演じる。

 この日、新型コロナウイルス感染のため欠席となった渡邉さんについて、高岩さんは「彼女が涙するシーンでは、彼女の芝居に対する、この作品に対する意気込みを感じた」といい、「(さまざまな角度から撮影するため)テークを何回も重ねましたが、毎回涙を流すという部分には、女優魂を感じました」と渡邉さんの“泣きっぷり”に感心していた。

 「グッドモーニング、眠れる獅子」は、4月23日午後8時から映像配信サービス「ひかりTV」で配信。イベントには、坂本浩一監督も出席した。

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