機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島:武内駿輔 ククルス・ドアン役にプレッシャー 安彦良和も絶賛

「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」のイベントに登場した武内駿輔さん
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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」のイベントに登場した武内駿輔さん

 アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインなどを担当した安彦良和さんが監督を務める劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」(6月3日公開)のイベントが3月9日、東京都内で開催され、ククルス・ドアン役の武内駿輔さん、アムロ・レイ役の古谷徹さん、安彦監督が登場した。武内さんがククルス・ドアンを演じることが同日朝発表され、武内さんは「プレッシャーも感じましたが、それに打ち負けるのは作品に失礼。自分を鼓舞して頑張りました」と思いを明かした。

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 安彦監督は、武内さんの演技を「お声を聞いてほぼ即決でした」といい、「気になったのは若いこと。キャラクターの設定年齢よりも若い人がやるのは珍しい。ドアンは30代半ばぐらい。でも、あまりにも声がぴったりで、若いぐらいいいじゃないかと」と絶賛した。

 武内さんは、ククルス・ドアンを演じるあたり、ファーストガンダムを見返したといい、「現代の30代よりも1970年代の30代を目指そうと、ブラッシュアップしました。(現場には)古谷さんの職人魂を感じるアムロがそこにいたので、あとは僕がそれを壊さないよう、100点、120点にするように生かしていこうと前向きな気持ちで取り組みました。古谷さんはさすがでした。こういうことができるようになりたいと思いました」と話した。

 
 「ククルス・ドアンの島」は、1979年に放送された「機動戦士ガンダム」のテレビアニメ第15話のエピソードで、主人公のアムロ・レイが敵対するジオン軍の脱走兵ドアンとの交流を通じて、戦争の哀愁が描かれた。劇場版では第15話を改めて描く。

 イベントは3月9日の“ザクの日”を記念して開催された。

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