フジテレビ:新“水10”ドラマ枠 コンセプトは「ニューヒーロー」 既存枠との差別化も

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 フジテレビは3月7日、4月期の番組編成を発表した。水曜午後10時にドラマ枠「水10ドラマ」を新設。編成部長の中村百合子さんは「水曜10時が、新しい。~New Hero誕生~」と掲げ、「裏の枠にドラマがあるのは承知。フジテレビとして新しくドラマ枠を設定する上で、編成戦略的に熟考を重ねてこの枠に決めました。ジャンルなど差別化をあえて図ることはなく、我々が目指したいドラマをしっかり作っていくのみ」と考えを語った。

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 同枠のドラマは、2016年に放送された「フラジャイル」以来、約6年ぶりの“復活”で、第1作として俳優の間宮祥太朗さん主演の「ナンバMG5(エムジーファイブ)」を放送。小沢としおさんの不良マンガ「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(ともに秋田書店)が原作で、間宮さんは“脱ヤンキー”を決意するものの、次々と事件に巻き込まれてしまう生粋のヤンキー・難破剛(なんば・つよし)を演じる。

 中村さんは「男性俳優主演で、さまざまなタイプのヒーロー像をビビッドに描いていくドラマをラインアップしていきたい」とコメント。「水10ドラマはフジテレビの五つ目となるドラマ枠なので、よりコンセプチュアルにすることで既存枠との差別化を図りながら、視聴者に深く刺さるエキサイティングなドラマ」を目指すといい、「若年視聴者層を意識し、配信戦略にもかなう枠になっていけると考えています」と話した。

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