薔薇王の葬列:テレビアニメ第2クールに杉田智和、甲斐田裕子、石田彰 ビジュアルも公開

「薔薇王の葬列」の第2クールのビジュアル(C)菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会
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「薔薇王の葬列」の第2クールのビジュアル(C)菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会

 「月刊プリンセス」(秋田書店)で連載された菅野文さんのマンガが原作のテレビアニメ「薔薇王の葬列」の第2クールに声優として杉田智和さん、甲斐田裕子さん、石田彰さんが出演することが分かった。杉田さんはリチャードのキングメーカーとなる野心家のバッキンガム、甲斐田さんは妖艶な魅力でエドワード四世に取り入るジェーン、石田さんはランカスター派の生き残りのリッチモンドをそれぞれ演じる。ティレル役の緑川光さん、アンソニー役の石谷春貴さん、ドーセット役の田丸篤志さん、グレイ役の土岐隼一さんが出演することも分かった。リチャードらが描かれた第2クールのキービジュアルも公開された。

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 第1クールでは、杉山里穂さんがバッキンガムを演じており、杉田さんは「成長したらこの声です。純粋なあの頃に戻して!と言われることは確実だろうなと思いました。しかし、この声です」とコメント。

 甲斐田さんは「コロナ禍の収録なので、私自身もほかの演者がどう演じどう絡み合っているのか一部しか分かりません。この魅力的な作品にどんな息吹が吹き込まれているのか、一緒にワクワクして待ちましょう!」と話している。

 石田さんは「作品の内容を知って、シェイクスピアや中世西洋史の勉強をしっかりとしておかなかった自分の人生を悔やみました。こういうことがあるから、学生時代に基礎的な知識は詰め込んでおくべきなんだなと、今更後悔しています」とコメントを寄せている。

「薔薇王の葬列」は、白薔薇のヨークと赤薔薇のランカスターの両家が王位を奪い合う薔薇戦争時代の中世イングランドを舞台に、ヨーク家の三男・リチャードが、羊飼いの男・ヘンリーと出会い、ひかれていく……というストーリー。「月刊プリンセス」で2013~22年に連載された。

 アニメは「殺戮の天使」などの鈴木健太郎さんが監督を務め、「とある魔術の禁書目録」などのJ.C.STAFFが制作する。斎賀みつきさんが、主人公のリチャードの声優を務める。TOKYO MX、サンテレビ、BS11ほかで放送中。

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