ドラマ1週間:キムタク学園スポーツドラマ初挑戦 朝ドラ「舞いあがれ!」家族キャスト4人発表、兄役に関ジャニ横山、母役は永作

2022年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する永作博美さん
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2022年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する永作博美さん

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(2月5~11日)は、木村拓哉さんが4月期の「未来への10カウント(仮)」(テレビ朝日系)に主演し、学園スポーツドラマに初挑戦する話題、女優の福原遥さん主演で、2022年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」の新キャストが発表された話題などが注目された。前後編で取り上げる。

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 2月5日、女優の西野七瀬さんが、4月にスタートする広瀬アリスさん主演の連続ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)に出演することが明らかになった。ドラマは、恋に本気になれない6人の男女が、人生最大の“本気の恋”に落ちていく姿を描くラブストーリー。西野さんは、夫との関係に悩む専業主婦・清宮響子(きよみや・きょうこ)を演じる。俳優の藤木直人さんの出演も発表された。響子は、藤木さん扮(ふん)するシェフ・岩橋要(いわはし・かなめ)に心ひかれ、“禁断の恋”に落ちる。

 5日、俳優の小泉孝太郎さんが、6月からWOWOWで放送・配信される「連続ドラマW 松本清張 眼(め)の壁」に主演することが分かった。小泉さんがWOWOWのドラマで主演を務めるのは「連続ドラマW 死の臓器」(2015年)以来、約7年ぶり。原作は1957年に発表された社会派ミステリーで、初の連続ドラマ化となる。ドラマはバブル終焉(しゅうえん)期の1990年に舞台を移し、2億円の手形詐欺事件の真相を追究する一人のサラリーマン・萩崎竜雄(小泉さん)の活躍を描く。WOWOWの「連続ドラマW 殺人分析班」シリーズなどを手掛けてきた内片輝(うちかた・あきら)監督がメガホンをとり、テレビ朝日系のドラマシリーズ「警視庁捜査一課9係」などで知られる深沢正樹さんが脚本を担当する。

 6日、俳優の東山紀之さんが、今夏に動画配信サービス「Amazon Prime Video」で配信スタートするドラマ「GAME OF SPY」に主演することが分かった。東山さんが配信ドラマで主演を務めるのは初めて。軍隊格闘「カリ・シラット」に、手裏剣、吹き矢、鍵縄など日本古来の武器を融合させた“日本発”のスパイアクションに挑戦する。ドラマは、世界中の犯罪者からターゲットにされる日本を舞台に、法務省外局・公安調査庁に設置された極秘スパイ機関「GOS=Global Operation Service」の諜報員(スパイ)が活躍する姿を描く。往年のスパイ映画へのオマージュを感じさせる設定も描かれるという。東山さんは「GOS」のリーダー・羽柴猛を演じる。

 6日、俳優の小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)の第5回「兄との約束」が放送され、片岡愛之助さん演じる北条宗時の“最期”が描かれた。同回では、源頼朝(大泉洋さん)が全軍を率いて鎌倉を目指すが、大庭景親(國村隼さん)らに行く手を阻まれ、激戦の末、敗走を余儀なくされる。宗時は頼朝の“わがまま”を聞き、北条館に残した本尊の観音像を取りに戻るが、その途中、河原で伊東祐親(浅野和之さん)の下人の善児(梶原善さん)に背後から襲われ、命を落とした。SNSでは「ああ~宗時兄ちゃんまさかここで死ぬとは~」「まさかの第5話でお別れだなんて」「宗時兄さんがもう退場って…」「兄上の退場、早すぎるよ」「宗時めっちゃ良いキャラだったんで悲しい…」「愛之助さんの宗時はもっと見たかったなあ」などと視聴者は反応していた。

 6日、俳優の西島秀俊さん主演の連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系、日曜午後10時半)第15話が放送された。同話では、主人公の相良凌介(西島さん)の娘・光莉(原菜乃華さん)の失踪の真相が明らかになった。光莉の失踪は、母・真帆(宮沢りえさん)の不倫を知り、耐え切れずに恋人の橘一星(佐野勇斗さん)に相談した上での“プチ家出”だった。最初は小さな反抗のつもりだったが、なぜか真帆と弟の篤人(小林優仁さん)も失踪し、大事になったことが分かる。動揺する光莉を守るため一星が考えたのが、3人同時に失踪したと見せかける「偽装誘拐」計画だった。しかし、一星のストーカーだという本木陽香(生駒里奈さん)に光莉が拉致され、状況は一変。一星は陽香から身を挺(てい)して光莉を助け出すも、逆に一星が行方不明になる……という第14話につながった。

 7日、木村さんが、4月期にテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠(木曜午後9時)で放送される「未来への10カウント(仮)」で主演を務めることが発表された。ドラマは、生きる希望を失った主人公・桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで、徐々に熱い気持ちを取り戻していく“青春スポーツ・エンターテインメント”。木村さんは「BG~身辺警護人~」第2弾(2020年)以来の同枠出演で、学園スポーツドラマに初挑戦。高校ボクシング部のコーチ役で新境地に挑む。脚本は、木村さん主演の「HERO」シリーズ(2001~2015年)や「CHANGE」(2008年、ともにフジテレビ系)の福田靖さん。約7年ぶりの名タッグが復活する。

 7日、朝ドラ「舞いあがれ!」の新キャストが発表された。ヒロイン・舞(福原さん)の家族として、父・浩太役で高橋克典さん、母・めぐみ役で永作博美さん、兄・悠役で人気グループ「関ジャニ∞」の横山裕さん、祖母・祥子役で高畑淳子さんが出演することが明らかになった。高橋さんと永作さん、横山さんの3人は、朝ドラ初出演となる。“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島を舞台とする作品。脚本はNHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子さんが担当し、1990年代から現代を舞台に、ヒロインがさまざまな人との絆を育みながら、“飛ぶ夢”に向かっていく挫折と再生を描く。

 8日、俳優の神尾楓珠さんが、4月にスタートする間宮祥太朗さん主演の連続ドラマ「ナンバMG5(エムジーファイブ)」(フジテレビ系、水曜午後10時)に出演することが明らかになった。主人公・難破剛(間宮さん)の相棒的存在となるクールなイケメンヤンキー・伍代直樹を演じる。神尾さんがヤンキー役を演じるのは、2019年の映画「HiGH&LOW THE WORST」(久保茂昭監督)以来、約2年半ぶり。ドラマは、小沢としおさんの不良マンガ「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(ともに秋田書店)が原作。筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・剛が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と家族に内緒で健全な高校に入学。家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では制服を着た真面目な高校生という二重生活をスタートさせるが、いじめられている友人を放っておけず、つい特攻服に着替えて助けたことをきっかけに、正体不明の最強ヤンキーとしてのし上がる……というストーリー。

 8日、福原さんが、福士蒼汰さん主演で2月23日に動画配信サービス「Amazon Prime Video」で配信されるドラマ「星から来たあなた」に出演することが分かった。韓国の同名ドラマが原作で、大学講師に扮(ふん)した宇宙人・東山満(福士さん)と人気女優・笹原椿(山本美月さん)の恋を描くラブファンタジー。福原さんは椿の幼なじみで女優の辻雪乃を演じる。工藤阿須加さん、板尾創路さん、大友花恋さん、水沢林太郎さん、木南晴夏さん、今井翼さん、光石研さん、出口夏希さんらが出演することも発表された。主題歌は、4人組ボーカルグループ「GReeeeN」の新曲「流星のカケラ」に決定した。

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