カムカムエヴリバディ:「100年の物語」視聴者から愛される理由は「物語の豊かさ」 CPが推察

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のメインビジュアル (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のメインビジュアル (C)NHK

 NHK大阪放送局(大阪市中央区)の局長定例会見が2月3日に同局で開催され、連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の制作統括・堀之内礼二郎チーフプロデューサー(CP)が出席。同作について、「声を掛けられたり、メールをいただく頻度が、他と比べものにならないぐらいある。熱量もすごく高く、長文のメールが届き、多くの方に強く愛されていると感じています」と手応えを語った。

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 朝ドラ史上初めて、100年を描いていることでも話題だが、視聴者の盛り上がりを、堀之内CPは「100年の物語だから喜んでもらっているのではない」と推察。「多くの方に愛されている最大の要因は、脚本の藤本有紀さんの物語の豊かさ。せりふや構成、予想を裏切るような展開など、大きな仕掛けがあり、100年が深いものになっている。最終回を迎えた時、100年を描く意味がジグソーパズルのように解け、より深い感動につながると思っています」と語った。

 「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演。朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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