女優の米倉涼子さん主演の人気医療ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第7シリーズ最終回(12月16日放送)の平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)が個人全体10.5%、世帯17.7%だったことが分かった。また、全10話の期間平均視聴率は個人全体9.7%、世帯16.5%となり、今年、民放で放送された連続ドラマの中で1位となった。
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主演の米倉さんは「2年振りに意を決して挑んだ今回の『ドクターX』で、戻ってこられたホームの温かさ、仲間の大切さ、現場の楽しさを改めて実感しました。撮影途中は自分自身もどうなってしまうんだろう、という位の困難にぶち当たることもありましたが、その度にキャスト・スタッフのみんなが私を救ってくれました。その壁を乗り越えて、こうして素晴らしい結果をいただいて本当に皆さんに感謝しています。最後まで見てくれてありがとう、楽しんでくれてありがとう! 私たちも楽しめました!」とコメントを寄せた。
「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子(米倉さん)を通して医療現場を描く人気ドラマシリーズ。2年ぶりの新作となった第7シリーズは、100年に1度のパンデミックによって世界中で医療崩壊が起こるなか、感染危機と新たな権力が渦巻く「東帝大学病院」に舞い戻った未知子と、メスを使わない治療「ケミカルサージェリー」を推進する蜂須賀隆太郎(野村萬斎さん)ら内科勢力との戦いを描いた。
最終回では、蜂須賀が日本国内初の新型ウイルスに感染。蜂須賀は、すぐさま東帝大学病院内の人たちに避難を促すと共に、自身は閉鎖した「感染研究センター」に一人残り、新型ウイルスへの対策を練る。一方、未知子は、重度のがんにも侵されている蜂須賀の身を案じ、覚悟を決めた上で、蜂須賀のオペを実施すると宣言。だが、蜂須賀は頑としてセンターから一歩も出ようとせず……と展開した。
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