女優の後藤久美子さんの娘、エレナ アレジ 後藤さんが、2022年1月16日からTBSの「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で放送される連続ドラマ「DCU」に出演することが12月17日、分かった。序盤から中盤にわたってのキーパーソンとなる謎多き外国人、マリア・シルバを演じる。フランス出身でモデルとして活動しているエレナさんだが、これまで演技経験はなく、今作で女優デビューを飾る。
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演じるマリアは、DCU(潜水特殊捜査隊)が能登半島の漁港で発生した殺人事件の犯人を捜査している中、捜査線上に浮上する人物。日本語学校に通う彼女を調べていくと、犯人とおぼしき男とのつながりが判明して……と展開する。初演技にして重要な役どころを任されたことに、エレナさんは「この仕事が決まったとき、ちゃんと演技ができるのかなとプレッシャーを感じていました」と語った。
続けて「事務所に入ってから演技のレッスンは少ししていましたが、そのときは日本語も今のようにスムーズに話せなかったので、演技以前の“日本語のレッスン”という感じでした。今は日本語を理解してしゃべれるようになりました」とコメント。「演技に関しては監督が何度もリハーサルをしてくれたのでとても助かりました。そのおかげで頑張れる気がしました。母もセリフを覚えるのを手伝ってくれて、『一緒に会話するだけだからナチュラルにやっていけば大丈夫』とアドバイスをくれました。今は、目の前のことに集中して頑張ります」と意気込んだ。
伊與田英徳プロデューサーは起用理由について、「初めて彼女にお会いしたのは4~5年前のスイス大使館のイベントでした。そのときに彼女を見て、自然体なんだけどなぜか目が彼女に向くという、オーラといいますか、気品のある華やかな印象を受けました。今回この役を誰にオファーするか考えたときに、そのときのことを思い出したんです。今回の役は実は地味な設定ではありますが、その中で強い意志を持っているキーウーマンです。彼女の存在感が、うまく役に生かせたら良い形になるのではないかと思い、思い切ってオファーしました。彼女なら、何かやってくれそうだと思えたんです」と明かした。
ドラマは、TBSが海外の大手制作会社であるケシェット・インターナショナル、ファセット4メディアと共同制作するオリジナル作。阿部寛さんの主演で、水中で起こった事件や事故の捜査に特化した架空の組織「DCU」を描く。
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