青天を衝け:慶喜、30年ぶりに東京に戻る 視聴者も一緒になって感慨 「草なぎ剛が慶喜でよかった」の声も

大河ドラマ「青天を衝け」第38回の一場面 (C)NHK
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大河ドラマ「青天を衝け」第38回の一場面 (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第38回「栄一の嫡男」が12月5日に放送され、栄一(吉沢さん)が慶喜(草なぎ剛さん)の名誉回復へ動き出す姿が描かれた。

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 第38回では、栄一や旧幕臣たちは、徳川家康の江戸入城三百年の節目を祝う「東京開市三百年祭」を開催。昭武(板垣李光人さん)らと再会し、旧交を温める。栄一の気がかりは、汚名をかぶったまま静岡でひっそりと暮らす慶喜のことだった。一方、渋沢家では、息子・篤二(泉澤祐希さん)が、跡継ぎの重責から逃れるかのようにある過ちを犯してしまう。栄一は、篤二を退学させ謹慎を命じる。そして、明治27(1894)年夏、日清戦争が起こる。

 やがて栄一は世代交代の時期が近づいていると感じ、その前に慶喜の偉業を後世に残そうと、伝記の編さんを思いつく。慶喜は断るが、諦めないと告げる栄一。そして慶喜は、およそ30年ぶりに東京へと住まいを移す。巣鴨の邸宅で、栄一らの家族に迎えられた慶喜は笑顔を見せる……。

 SNSでは慶喜の“帰還”に、SNSでは「徳川慶喜、東京に帰る」「慶喜、30年振りの東京」「30年ぶり…もうそんなになるのですね…」「慶喜様が巣鴨に…」「おかえりなさいませ」と視聴者も一緒になって感慨にふけったほか、「草なぎさん、すげぇぇ。年老いた慶喜さまにしか見えない!」「この寂しそうな笑顔が、ものすごく似合う」「草なぎ剛が慶喜でよかった」「やっぱり慶喜の草なぎ君、いいな。渋くてカッコいい」といった感想も書き込まれた。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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