「月刊プリンセス」(秋田書店)で連載中の菅野文さんのマンガが原作のテレビアニメ「薔薇王の葬列」に声優として杉山里穂さん、悠木碧さんが出演することが12月3日、分かった。杉山さんは公爵のバッキンガム、悠木さんは男装の罪で火刑に処されたフランスの魔女・ジャンヌダルクをそれぞれ演じる。PV、CMもYouTubeで公開され、古川慎さんが歌う第1クールのオープニングテーマ「我、薔薇に淫す」がお披露目された。リチャード、ヘンリーが描かれた第2弾キービジュアルも公開された。
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杉山さんは、「バッキンガムはリチャードのキングメーカーとして行動を共にしていきます。リチャードを導いていこうとするキャラクターとして、そうそうたるキャストの皆様の中でお芝居をさせていただき、非常に緊張しましたが、精いっぱい演じさせていただきました。どうぞよろしくお願いします」とコメントを寄せている。
悠木さんは、出演が決まった感想を「原作の重厚なストーリー……そして、大先輩ばかりのキャスト陣にお邪魔すると聞いた時はドキドキでした。ジャンヌは作中でもかなり特殊なキャラクターなので、要所要所で引っかかりを持ってもらえるようなお芝居にできたらなぁと思いながら取り組んでいます。あらゆる意味で、本作の歯車の一部になれたことを光栄に思っています」と話している、
「薔薇王の葬列」は、白薔薇のヨークと赤薔薇のランカスターの両家が王位を奪い合う薔薇戦争時代の中世イングランドを舞台に、ヨーク家の三男・リチャードが、羊飼いの男・ヘンリーと出会い、ひかれていく……というストーリー。
アニメは、「殺戮の天使」などの鈴木健太郎さんが監督を務め、内田裕基さんがシリーズ構成・脚本を担当。橋詰力さんがキャラクターデザインを担当する。「とある魔術の禁書目録」などのJ.C.STAFFが制作する。斎賀みつきさんが、主人公のリチャードの声優を務めるほか、緑川光さん、速水奨さんらが出演する。2022年1月9日からTOKYO MX、サンテレビ、BS11ほかで2クール連続放送。
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