藤子・F・不二雄さんの人気マンガ「ドラえもん」の誕生50周年を記念したモニュメント「ドラえもん みらいのとびら」が、MIYASHITA PARK(東京都渋谷区)屋上に設置されることが12月1日、分かった。同日、同所で除幕式が開催され、モニュメントがお披露目された。ドラえもんの身長が129.3センチであることにちなみ、全高約3.921メートル、直径約5.8メートルで制作された巨大銅像で、ドラえもん、のび太、パーマン、コロ助、チンプイ、佐倉魔美など、藤子・F・不二雄さん作品のキャラクターがデザインされている。藤子・F・不二雄さんの誕生日で、「ドラえもん」の連載がスタートした記念日でもある12月1日にお披露目された。
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モニュメントのテーマは「SF-すこしふしぎ-」で、藤子・F・不二雄さん作品の人気キャラクター11人と、ドラえもんのひみつ道具のどこでもドア、ころばし屋、空気砲、スモールライトなどがデザインされた。「未来に夢・希望を感じてもらいたい」という願いを込めて「ドラえもん みらいのとびら」と命名された。
「ドラえもん」は、1969年12月1日に「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」、同3日に「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」(いずれも同社)と、六つの雑誌の1970年1月号で連載がスタートし、2020年に誕生50周年を迎えた。モニュメントは、50周年を記念し「ドラえもん」の魅力を再発信するために制作され、東京都渋谷区に寄贈されることになった。
除幕式には、長谷部健渋谷区長、藤子・F・不二雄プロの赤津一彦代表取締役が出席。長谷部渋谷区長は、「これからの未来、世界にこのモニュメントが渋谷から伝わっていけばと思っています。大切に扱わせていただきながら、この街に根付くようなモニュメントになればと思っています」とコメント。赤津代表は「いかなる人も自分らしく生きる渋谷という街に、藤子・F・不二雄先生の夢の象徴としてのモニュメントが設置されることをうれしく思っています」と話した。
MIYASHITA PARKの開園時間は、午前8時~午後11時。
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